「ベラルーシ」と「ロシア」のつながりとは!? 大統領選の結果を踏まえて世界の行方を予測する

コロナ

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令和の「池上彰」を目指すべく、日々邁進しております。

本日のテーマは…

【「ベラルーシ」と「ロシア」のつながりとは!? 大統領選の結果を踏まえて世界の行方を予測する】です!!

ロシアは、旧ソビエト諸国との関係が複雑ですよね。

「ベラルーシ」と「ロシア」のつながりとは!? 大統領選の結果を踏まえて世界の行方を予測する

本記事で覚えておきたい内容は以下になります。

・ベラルーシでは、ルカシェンコ大統領の「独裁体制」が続いている。

・ベラルーシの選挙に「不正」があったとして、EUが制裁を実施する。

・ロシアは、「親欧米政権」の誕生を警戒している。


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ベラルーシで起こっている政権への「反対運動」

ところで、皆さんはベラルーシと言う国を知っていますか!?

ベラルーシは、ロシア連邦の西に位置する国です。

【1986年4月】にチェルノブイリで発生した原子力発電所事故の際、放射能汚染の影響が心配されていた国としても記憶に新しいのではないでしょうか。

その後、何とか復興を遂げ【1991年】にソビエト連邦(旧ロシア)から独立を果たしています。

そんなベラルーシでは、独裁体制を敷くルカシェンコ大統領の6選に対する抗議が続いています。

「欧州最後の独裁者」なんて揶揄されることもあるほど、独裁体制への反対は根強く、【1994年】から政権を維持しています。

そのため、現政権に反対する「調整評議会」がベラルーシでは成り立っています。

調整評議会は、反体制派候補のチハノフスカヤ氏の陣営が人権団体や企業の代表らを集めて立ち上げました。

評議会に対し、ルカシェンコ大統領は『政権奪取の試み』と反発しています。

【19日】には、反体制派が政権移行を進める調整評議会の初会合を開き、政治危機の克服へ政権に対話を働きかける方針を確認しました。

大統領選のやり直しをめざして早期の交渉開始を探るが、政権が応じるかは見通せない状況です。

同日の会合では、決議により今後の活動方針が明らかになっています。

決議は
(1)政治犯の釈放
(2)9日の大統領選の結果を無効にする
(3)選挙管理委員会の人員を刷新し、国際基準に沿った再選挙を実施
などの目標が掲げられました。

再選挙が決まるまで抗議を続ける方針も示されています。

決議では調整評議会について『外交路線を変える目的はない』と明記しました。

ベラルーシと欧州の接近を警戒するロシアを念頭に、同会の位置づけを明確にすることで、ロシアによる介入を防ぎたい考えもありそうです。

反体制派との交渉はルカシェンコ大統領にとって6選を否定することを意味するため、簡単には応じないとの見方が強くあります。

ルカシェンコ大統領の6選に反対する大規模な抗議は【9日】の大統領選の直後から続き、ストライキによる経済への打撃も予想されます。

抗議の収束に期待をかける政権と、早期の交渉入りにこぎ着けたい反体制派とのにらみ合いが続きそうです。

☆ポイント
・ベラルーシでは、ルカシェンコ大統領の独裁体制が続いている。
・反体制派により調整評議会が立ちあげられ独裁に対する抗議が続いている。
・ベラルーシでは、ストライキによる経済打撃も予想されている。

「独裁」と「反発」はセットのようなものだからな。

国民のことを考えない「長期政権」はすぐに落ちていく…。

結果を出せないとか、公約を守らないとかあらゆる要素が「独裁」への非難の対象になるよね。

けど、社会主義型の経済や社会保障を維持して、安定を維持した側面もあって支持が扱った時もあったんだよ。


ベラルーシに対するEUの「制裁措置」とは!?

欧州連合(EU)首脳は【19日】に臨時首脳会議を開き、【9日】に行われたベラルーシ大統領選挙で不正があったなどとして、同国に近く制裁を実施すると発表しました。

不正を指揮したり、その後の反政権デモを弾圧したりした責任者を対象となります。

しかし、ベラルーシを勢力圏とみなすロシアに配慮し、焦点の1つだった再選挙実施の要求には踏み込みませんでした。

また、ルカシェンコ大統領は、【9日】の大統領選での不正を訴える労働者に対し『君たちが私を殺さない限り、次の選挙はない』と再選挙を否定しました。

今後、ベラルーシの政治はどのように展開されていくのでしょうか。

ミシェルEU大統領は会議後の記者会見で『不正や暴力に責任がある「多数の人物」に近く制裁を課す』と語りました。

一方で、独裁体制を敷くルカシェンコ大統領を対象とするかまでは明言していません。

臨時首脳会議では、ベラルーシ当局に対話を通じて政治の混乱を収めるよう促したほか、弾圧の被害者の支援や新型コロナ対策などとして、「5300万ユーロ」(約66億円)が拠出されます。

軍事支援などロシアによる本格的な介入を避けるため、EUはベラルーシ国民が最終的には決めるべき問題だとの姿勢も強調しました。

現在、選挙に不正があったと批判する反政権デモが各地に広がり、政権は参加者を拘束するなどして鎮圧を図っています。

対立候補だった反体制派チハノフスカヤ氏は選挙後、隣国リトアニアに出国し、勝ったのは自分だと主張しています。

☆ポイント
・ベラルーシの選挙に不正があったとして、EUが制裁を実施する。
・EUは、再選挙実施の要求については踏み込んでいない。
・対立候補だったチハノフスカヤ氏は選挙後、隣国に出国している。

ベラルーシがEUを脱却することも考えられるのでは!?

日本の「国際連盟」脱却の時のような展開にならないといいけど…。

島国である日本と陸続きのベラルーシでは、状況が違うからどうなるかな。コロナという点でも全く異なると言えるね。

アラブもそうだけど、コロナの混乱に乗じて世界は「自国ファースト」に拍車がかかっているね。


ベラルーシの後ろ盾に名乗り出た「ロシアの思惑」

ルカシェンコ大統領に退陣を迫る抗議集会では、参加者は「10万人」を超えたことが判明しています。

ルカシェンコ大統領は、新憲法採択後に辞任する意向も示唆していましが、収束への道筋は不透明となっている今どう転ぶか分かりません。

ロシアのプーチン大統領はルカシェンコ大統領に対し、軍事支援を視野に「助力の用意」を表明しました。

トランプ米大統領は【17日】、ベラルーシについて『ひどい状況だ。米国は注視している』と述べました。

今回の選挙については、国外の反体制派指導者も圧力を強めていました。

大統領選で勝利したと主張する野党候補チハノフスカヤ氏は【17日】、ベラルーシの隣国で滞在先のEU加盟国リトアニアから『国を率い、新しい公正な大統領選の実施に導く用意がある』と表明しました。

また、選管当局に大統領選への出馬自体を拒否されたツェプカロ氏も【17日】、インターネットを通じて米上院議員と協議すると明らかにしていました。

ルカシェンコ大統領がデモの市民らに譲歩する姿勢を示したのは、時間稼ぎだった可能性も考えられています。

【17日】には『大統領選のやり直しはしない』とも強調し、権力に執着する姿勢を見せていることからも独裁が続くのではと懸念されています。

ルカシェンコ大統領には外国の脅威をあおることでロシアの後ろ盾を得て、反体制派をけん制する思惑があります。

ロシア大統領府によると、プーチン大統領は『必要な助力をする用意がある』と伝えています。

ベラルーシが欧米の勢力圏に移りかねないと懸念するロシアがいずれ、軍事支援など介入に踏み切る可能性は否定できません。

東欧やカフカス地域の旧ソ連諸国はロシアとEU加盟国のはざまにあります。

ジョージア(グルジア)では【2003年】、議会選での不正疑惑で当時のシェワルナゼ大統領が退陣し、【2004年】に親欧米政権が誕生しました(バラ革命)。

ウクライナでは、大統領選の不正疑惑で決選投票がやり直され、親欧米候補が当選しました(オレンジ革命)。

今回の選挙をきっかけにベラルーシの企業で抗議のストライキが広がれば、政権には大きな打撃となります。

ルカシェンコ大統領は【16日】の演説で、ストライキに参加した労働者は「自分の職場に戻ることはできない」と圧をかけています。

国際通貨基金(IMF)によると、新型コロナウイルスの影響で実質成長率(GDP)は、【2020年】はマイナス「6%」に落ち込む見通しとなっています。

☆ポイント
・ロシアは、軍事支援を視野に「助力の用意」を表明している。
・歴史を振り返ると、旧ソ連国では革命がおこり親欧米政権が誕生している。
・ロシアは、親欧米政権の誕生を警戒している。

「ロシア」と「米国」のしのぎの削りあいが行われているなんて「冷戦」と変わらないじゃないですか…。

世界の覇権争いは、「中国」「米国」と言われているけど、世界大戦後の「冷戦」が終わった訳じゃないんだ。

実は世界の対立は、進んでいる側面があるね。


考察

ルカシェンコ政権は、強権的な統治に加え、経済の低迷や新型コロナウイルスへの対応の不備を国民に批判されています。

新たな政治を求めることは、日本や米国だけではないようです。

たまりにたまった不満がコロナと言うきっかけを得て、爆発している側面も強いのではないでしょうか。

デモが起きているような国と比較すると、まだ日本は穏やかな方なのかもしれません。

日本国民の政治への関心が薄いだけと捉えることもできるため、少々悲しい気もしますが…。

デモを抑えるため、隣国であるロシアはベラルーシに対し協力体制を持ちかけています。

協力を持ちかけた経緯を探ると、ロシアには新欧米国の誕生を阻止したい意向がありました。

私達は、中国と米国の覇権争いにばかり目がいきがちですが、「冷戦」が未だ集結していないことを思い出させます。

対立候補だった反体制派チハノフスカヤ氏は選挙後、隣国リトアニアに出国し混乱を避けています。

国外から『選挙に勝ったのは私だ』と息を巻いていますが、肝心の時に問題に向き合わない様子にはあきれてしまいます。

また、そういった人物に政治を任せることはないのではないかと思います(消去法で繰り上がることはあるかもしれないが…)。

ベラルーシの選挙の結果からEUは制裁措置に踏み切ると発表しています。

しかし、EUはベラルーシの国政には関与する気はないようです。

そのため、今後はベラルーシが罰金などを払うだけで、ルカシェンコ政権の独裁は続いていくと推測されます。

デモもいっそう激化するのではないでしょうか。

世界の覇権争いを考えた場合、米国の介入も考えられますが、米国は自国のコロナ対策で首が回らない状況です。

コロナが明けた時の覇権争いは、米国・中国・ロシアの三つの国が台頭している気がします(中国とロシアは与しているかもしれない)。

ワクチン開発により世界が一体となったような感覚を筆者は覚えましたが、どうやら世界の平和は遠そうです。

米国が世界を引っ張るリーダー国であり続けたいと願うならば、いち早いワクチンの完成(世界の基準を満たしたもの)は必須と言えそうです。

もっとも、今のトランプ政権を見て、ついていきたいと思う国が多いとは思えませんが…。

コロナをきっかけに世界のバランスはガクッと崩れたのは明白のようです。

本日の記事は以上になります。

最後までご一読いただき、誠にありがとうございました。


◎参考文献
2020年8月17日 日本経済新聞
2020年8月19日 毎日新聞
2020年8月20日 日本経済新聞

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