【徹底検証】無能な人の「思考法」と「改善策」 4選

目次

無能な人の思考法③ 疑問を持たない

無能な人は、疑問を持たず漫然と過ごす傾向にあります。

実は、この考え方は日常の作業にも言えることです。

毎日同じようにやらなくてはいけない作業的な仕事というのを誰しもが持っているのではないでしょうか。

このような状況で私達は、作業的な仕事だからか考えるということを怠りがちです。

「ずっとこのやり方でやってきたから…」と思考を停止してしまうのです。

ですが、有能な人は日常の作業においても「なぜ!?」と疑問を投げかけ考えます(以下のような例が考えられます)。

◎有能な人の日常での思考法
・なぜこのやり方が取り入れられているのだろう!?

・なぜこの作業の順番何だろう!?
・この作業をやる意味は何だろう!?

「なぜ!?」を繰り返すことで無駄な作業はどんどん減っていきます。

もしかしたら手順の改善策に辿りつき、生産性そのものを上げることができるかもしれません。

つまり、「なぜ!?」と自ら考えることができる人は高い成果を出すことができると言えます。

仮に、会社の売上が下がったとしましょう。

さて、貴方はどのように考えるでしょうか。

無能な人ならば、「売上が下がったのだからその分、数を増やせばいい」と考えるでしょう。

この手法は、短期的に見れば上手くいき、その場しのぎにはなるかもしれません。

しかし、根本的な解決ではないため大きな成果を出すことはできません。

一方、「有能な人は売上が下がった原因」に着目して考えます(以下が考えられます)。

・商品の質
・競合他社の影響
・営業力不足
・売り方などのマーケティングの問題

仮説を立てるのが上手、思考の幅が広いとも言い換えられそうです。

原因がどこにあるのかによって対処法は、大きく変わってきます。

商品の質に問題がある場合、営業の量を増やしても悪い商品を売りつけているだけなので効果はありません。

むしろ、クレームの増加すら招いてしまうでしょう。

つまり、「なぜ!?」と考えることで根本的な問題を解決することができ、結果に結びつけることができると言えます。

◎有能な人の思考回路 4ステップ
1.問題を深掘りする。
2.問題の原因を分解して考える。
3.「2」で分解した事柄の正当性を検証する。
4.確率が高い施策を実行する。

「疑問を持たない」人への対処法

一般的に目に見える課題とは、かなり表面的なモノに過ぎません。

常に原因の根本の部分を「なぜ!?」と問いかけ見抜けるようにしましょう。

しかし、物事に疑問を持つというのは案外難しいものです。

「なぜ!?」と考える習慣はどのように養っていけば良いでしょうか。

おススメの方法は、「1日3つの疑問を持つ」というルールを自分に課すということです。

疑問を持つ事柄は何でも構いません。

「仕事や家事のやり方」や、「家族との過ごし方」など考えるテーマはたくさんあるでしょう。

筆者は、先日散歩している途中の信号待ちで、高校生がある看板の宣伝文句について考察を繰り広げているのを発見し感心しました。

案外、疑問を持つことがらは身の回りに溢れているモノです。

とにかく毎日3つ疑問を持つということを意識してみてください。

☆ポイント
・無能な人は、疑問を持たず漫然と日々を過ごしがちである。
・有能な人は日常の作業においても「なぜ!?」と疑問を投げかけ考える。
・有能な人間になるには、「1日3つの疑問を持つ」というルールを自分に課すのがおススメである。

 

「1日3つの疑問を持つ」というマイルールはとてもワクワクしますね!!

誠君は、常に頭がフル回転しているからね(笑)

思考を止めないというのは、幸せになるためにも必要な考え方と言えるよ!!


 

無能な人の思考法④ プライドが高い

能力が低い人ほど自信が強い(プライドが高い)ということがコーネル大学のデイビット・ダニングとジャスティン・クルーガーにより実証されました。

この自信と能力のギャップについては、「ダニエル=クルーガー効果」として世間には知られています。

知識や経験がない状態では、自分や他人の能力を正しく評価することは難しいです。

自分がある分野についてどのくらい知っているかを認識するためにもある程度詳しくなくてはいけないでしょう。

あまり理解もしていないのに自信だけがあるという人は、自分の能力が低いことに気付いていないと言えます。

逆に、能力や経験が伴い、能力を評価できるようになると、自信は次第に失われていきます。

勉強すればするほど、テストで良い点を取れるか不安になる状態に近いかもしれません。

ある実験では、エンジニアに自分自身の能力を評価してもらいました。

その結果、企業Aでは32%、企業Bでは42%のエンジニアが自分の能力を上位5%と評価しました。

つまり、自分を過大評価している人は私達が考える以上に多いと言えるでしょう。

いつ自分がそのような立場に立っていてもおかしくないのです。

シェイクスピアは、「愚者は自分を賢者だと思いこむが、賢者は自分が愚か者であることを知っている」という言葉を残していますが、的を射た言葉と言えそうです。

また、運転免許証を更新する高齢者が自分自身の運転能力を過大評価するということも研究で明らかになっています。

自分にプライドがあるがゆえに他人の助言を聞き入れなかったり、問題が生じた時に責任を他人に押し付けてしまったりと別の問題も起こしてしまうでしょう。

65人の学生に、ユーモアに関するテストと自己評価をしてもらった研究もあります。

研究では、成績が下位25%以内の人は自分のことを上位40%にいると過大評価したそうです(平均値)。

逆に、成績が上位25%の有能な人は自分を上位30%にいると過小評価しました。

この実験から、無能な人は自分を高く見積もり、有能な人は自分を低く見積もるということが分かります。

よく「プライド」や「誇り」、「自信」が大事と言われがちです。

ですが、私達に必要なのは「能力」です。

実は、プライドは必要ないのです。

下手なプライドを持つよりも、自分に出来ることを増やしていくことの方が人生においてははるかに重要でしょう。

例に挙げた実験からも推測できるように自信過剰な人は、無能な傾向にあります。

「自分はできる」と過信して「結局何もできない」ということが往々にしてあるのです。

むしろ、リスクを伴うこともあるくらいです。

「プライドが高い」自分への対処法

では、どのようにすれば私達は自分のことを適正に評価できるのでしょうか。

コーネル大学のデイビッド・ダニングによれば、常に自分が正しいかどうかを考え、間違っているならばどこに間違いがあるのかを自問することが大切だと言います。

また、知らないことは素直に知らないと認めることも重要です。

さらに、知識や経験が風化しないように学び続けること、練習を続けることも謙虚でい続けるためには必要ではないでしょうか。

☆ポイント
・無能な人は、プライドが高く自身を高く評価しがちである。
・私達は、自分を過大評価する傾向にある。
・適正に自分を評価するためには、「自問自答」を繰り返すことや、鍛錬を欠かさないことが不可欠である。

 

プライドという観点でいうと、「無能・有能」に関わらず持っている人は多い気がします!?

良い着眼点だね。

プライドの有無で「無能・有能」を明確に線引きするのは難しいと言えます。

けど、無能な人は良く分からないプライドを持っているケースが多いかな。

最後に、今日のポイントをもう一度おさらいして本記事の締めくくりとします。

☆今日のポイント
無能な人には、以下の傾向にある。
・話をまとめるのが苦手である。
・コミュニケーションにおいて相手のことを考えない。
・疑問を持たず漫然と日々を過ごしがちである。
・プライドが高く自身を高く評価しがちである。

 


 

参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=ia8GncoXA1s&list=WL&index=1
https://www.youtube.com/watch?v=HrWK_sCHjnI&list=WL&index=1
https://www.youtube.com/watch?v=QWHjwFHd_nI&list=WL&index=1&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=TR4-fwsKTno&list=WL&index=2
https://www.youtube.com/watch?v=cGIxzgTP7jk&list=WL&index=2

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