リニアモーターカーをめぐる「静岡県」と「JR東海」の対立

新技術

こんにちは!!超ポジティブ系ブロガー【A&Y】です。

暑い夏は、プールや海で泳ぎたいところですが、今年はどうなるのでしょうか。

筆者は、「三密」を回避するべく自粛が求められるような気がしています。

プールに代わる避暑の手段はなにかと今からあれこれ頭を悩ませています…。

さて、本日のテーマは…

【リニアモーターカーをめぐる「静岡県」と「JR東海」の対立

です!!


【リニアモーターカーをめぐる「静岡県」と「JR東海」の対立

本記事で覚えておきたい内容は以下になります。

・【1970年】の大阪万博がきっかけに、リニアモーターカーの構想が膨らんでいる。

・リニア開通をめぐり、金子社長(リニア開通に賛成)と川勝知事(リニア開通に反対)の間で意見が割れている。

・有識者会議では、リニア工事による「大井川の水量減少」と「対応策の妥当性」が議論されている。


日本人のリニアモーターカーへの憧れ

【1970年】の大阪万博がきっかけ磁石の力で浮きながら、超高速で走るリニアモーターカー(以下、リニア)の構想が膨らんでいます。

万博では、日本の歴史や文化、技術を展示した日本館で、スピードに挑む未来の技術の一つとしてリニアの模型が登場し、未来を感じさせるフォルムの乗り物に注目が集まりました。

人類は古くから長距離をより短い時間で移動することに挑み続けています。

【1964年】の開業当時の東海道新幹線は、最高時速が210キロメートルで東京―新大阪の移動に4時間かかっていました。

今は時速300キロメートルを超えるまで進化しています、速度を上げすぎると車輪が空回りするため限界があります。

現在、JR東海が建設を進めている「リニア中央新幹線」は、約10センチメートル浮いて時速500キロメートルで走行するとされています。

【2027年】に開通予定の品川―名古屋間は最短40分で結ぶ計画が進行しています。

☆ポイント
・【1970年】の大阪万博がきっかけに、リニアの構想が膨らんでいる。
・人類は古くから長距離を短時間で移動することに挑戦している。
・【2027年】に開通予定のリニアは最短40分で結ぶとされている。


リニア開通をめぐる「静岡県」と「JR東海」の対立

工事が中断しているリニア中央新幹線の静岡工区をめぐり、JR東海の金子慎社長と静岡県の川勝平太知事は【26日】、初のトップ会談を県庁で開きました。

会談は平行線に終わり、リニアの【2027年】開業は遅れる公算が大きくなっています。

会談後、川勝知事は、南アルプスを貫くトンネル入り口周辺の土地整備や森林伐採といったリニア運航に伴う準備工事について「本体工事と一体で認められない」と記者団に述べました。

環境への影響という点では、国の有識者会議で水資源などについて議論しているようです。

知事は、結論が出るまで工事は認められないとの考えを示しています(工事の許可権限を川勝知事が持っており、工事に反対しているため)。

【26日】には、再度ネットを介し、二人が会談をする様子が配信されました。

会談で金子社長は「一番の目的は東海道新幹線のバイパスを作ること」としたうえで、災害時に東京―名古屋―大阪をつなぐ基幹交通網を維持するためにも「(工事の再開は)早い方がいい」と理解を求めました。

金子社長の意見に対し、川勝知事は「リニア自体には反対していない」としたものの、「リニアと環境をいかに両立するかを考えなくてはいけない」と指摘しました。

リニアは最高時速約500キロに達し、品川―名古屋間を「40分」で結ぶと言われています。

実現すれば、東海道新幹線より約1時間短縮される見通しです。

JR東海は【2027年】の開業に向けて沿線各地で工事を進めていましたが、静岡工区のみ工事が滞っています(南アルプストンネルは山梨、静岡、長野の3県を通る)。

会談後、金子社長は記者団に対し「大変有意義だった。(工事再開の)お願い自体は受け止めていただいたと思う」と述べたうえで、「実際27年開業が困難なのか、これからどうするか持ち帰って検討しなければならない」と語りました。

静岡工区は現在、トンネル掘削の前段階にあたる準備工事が中断しています。

金子社長は【5月】の記者会見で工事を【6月】中に再開できない場合、「27年の開業が難しくなる」と述べ、知事に直接会談を申し入れています。

JR東海と静岡県の協議が難航していたため、国土交通省は【4月】から有識者会議を立ち上げ、大井川の水資源を議論しているます。

県や流域市町は、工事再開の是非は有識者会議の結論が出てから判断すべきだと結論を先延ばしにしています。

☆ポイント
・リニア開通をめぐり、金子社長(リニア開通に賛成)と川勝知事(リニア開通に反対)の間で意見が割れている。
・川勝知事は、リニア運航に伴う準備工事による環境問題を危惧している。
・工事再開の是非は有識者会議の結論が出てから判断すると先延ばしになった。


「有識者会議」で議論されている事柄

静岡県とJR東海のトップ会談が平行線に終わったことを受け、国土交通省は【4月】に設置した有識者会議による環境影響の検証などを通じて局面打開を急ぎたい考えを示しています。

会議ではリニア工事による「大井川の水量減少」への影響やJR東海が提案している「対応策の妥当性」を議論しています。

リニアの建設に伴う環境問題は、静岡県が設けた「専門部会」で県とJR東海が話し合ってきました。

しかし、進展が乏しかったため、国交省が主導して有識者会議を設けたという経緯があります。

会議でどのような結論が出るかは現時点では分かりません。

工事による水量への影響が精緻に見積もられ、JR東海が提案している対応策に一定の妥当性があると判断されれば、川勝知事に工事を認めてもらう材料になると国土交通省は期待を寄せています。

有識者会議には、静岡県の専門部会に参加する委員が2人含まれています。

同省幹部は「川勝知事も有識者会議の結論は無視できないはずだ」との見方を示しています。。

しかし、【26日】の初会談で川勝知事は、国の有識者会議で結論が出たとしても「県の専門部会で(結論を引き継いで)議論する」と強調しました。

JR東海の金子社長は会談後の記者団の取材に対して「(準備工事の再開という)お願い自体は受け止めていただいた」と語っています。

一方、川勝知事が工事の前提として言及した環境保全条例の手続きについては「実務的にすっと進むものなのか知事との間で詰め切れなかった」と述べ、早急に確認する意向を示しています。

☆ポイント
・有識者会議では、リニア工事による「大井川の水量減少」と「対応策の妥当性」が議論されている。
・工事による水量への影響を精緻に見積もり、一定の妥当性を確認できれば、川勝知事も結論を無視できないと考えられている。
・「環境保全条例」の手続きについては話が詰め切れていない。


考察

リニアの開発の計画が進んでいます。

長距離を短時間で移動することはとても利便性が高く、進捗に関して気になっている方も少なくないと思います。

移動速度の利便性は、車の普及率の高さが示しているように誰から見ても高いものでしょう。

1日は24時間と限られており、人々に平等に与えられている資源です。

そのため、移動速度を短縮する取り組みに人類は高い労力とコストをかけて挑戦していると言えるでしょう。

例えば、高速道路の開通により私達の生活の質は大きく向上しました。

高速道路のような公共インフラの整備は、社会経済を拡大させる効果があります。

東名高速の整備による経済波及の効果は50年間で「約60兆円」に上り、日本の経済を下支えしています。

同じようにリニアが完成することで日本の経済は大きく発展することが期待できるでしょう。

【1970年】から50年経過した今も完成を目指しているのですから、リニアの完成はもう日本の夢若しくは悲願と言って良いのかも知れません。

まだまだ乗り越えなくてはならない課題は多いようですが、完成に向けてようやく歩を進められたという所でしょうか。

しかし、いくら経済の発展のためとはいえ、環境への配慮を無視してはいけません。

川勝知事が主張する「大井川の水量減少」問題もそうですが、リニアの完成により奪われる動植物への影響など自然が被る犠牲は大きいと思います。

世界規模で考えると温暖化も助長する事にもなりかねません(アマゾンの火災などと比べれば小さいのかもしれないが…)。

人類は経済発展のために、自然に多大な負担を強いてきました。

リニア開通で我々の生活はいっそう便利になることが期待できますが、果たして発展への開発は本当に突き進んでよいものなのでしょうか。

経済の発展の度に同じ疑問が私の頭を横切ります。

本日の記事は以上になります。

最後までご一読いただき、ありがとうございました。


◎参考文献
2020年6月23日 日本経済新聞
2020年6月26日 日本経済新聞
2020年6月27日 日本経済新聞

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