【今すぐできる】最強の勉強法 検索練習
・勉強しても成績がなかなか伸びず悩んでいる方。
・自分の勉強法に疑問を持ったことがある方。
・最強の勉強法を知りたい方。
この記事は、そんな疑問を抱いたことのある人のために書いています。
こんにちは!!
教育系ブロガーのY&Aです。
元塾講師の知見を活かして本ブログでは、数ある勉強法の手法・IQについて記事を書き進めていきます。
今回のテーマは、「【最強の勉強法】 検索練習」です。
「検索練習」なんて初めて耳にします…。
いったいどんな手法何でしょうか。
もしかしたら、誠君も知らず知らずのうちに実践した事があるかもしれないよ!!
「検索演習」とは何なのか!? 概要説明
皆さんも、一度や二度は「頭が真っ白になり何も手につかない」という経験があるのではないでしょうか。
しかし、このような不測の事態は何もあなたが悪いわけではないのです。
そして、「検索練習」を身につけることが出いればもう二の足を踏むことはありません。
近年の研究で、分かっている効果的な勉強として「検索練習」という手法があることを知っていますか。
手軽かつ効果が抜群のため本記事では、「検索練習」について解説させていただきます。
しかも、「検索練習」は全ての勉強に応用が可能です。
やり方を簡単に説明するなら、忘れたものを頭を悩ませながら頑張って思い出す勉強法とまとめることができるでしょう。
試験本番でしっかり解答を思い出すなら、日頃からアウトプットに慣れておくのは必須です。
日頃のアウトプットの際に、手を抜くと使える知識にはならないとも言えるでしょう。
そして、アウトプットに特化した最強の勉強法が今回ご紹介する「検索練習」なのです。
概要を知ると、なんだか「検索練習」が身近なものに感じてきました。
私も人に教える時は、この手法をよく使わせてもらっているよ!!
「検索練習」を勉強に応用するには!? おススメ勉強法
勉強したことをしっかりと身につけるならば、私達はインプットの量よりもアウトプットの量を増やすべきです。
インプットとアウトプットの黄金比率は、3:7ということがコロンビア大学の研究により明らかになっています。
この比率に基づいて「検索練習」をひたすら繰り返すのが勉強法における王道と言っても過言ではないでしょう。
では、「検索練習」を日頃の勉強に取り入れるために私達はどのように工夫をすればよいでしょうか。
実は、私達が用いている以下の手法も「検索演習」に当てはまります。
・単語帳をやりこむ
・一問一答に取り組む
「検索練習」を勉強に応用するためには大前提としてワークなどを解いて問題に日頃から触れている必要があります。
そして、問題集などで分からない問題にぶつかったら、すぐ答えを見るのではなく頭を悩ませてから答えを見ることを繰り返します。
例えば、数学の解法でつまずいた場合、答えを全て見るのではなく少しずつ見るのは効果的です。
1/3くらい見て、3/3を思い出せれば「検索練習」の効果を享受できていると言えるでしょう。
悔しい思いを重ねながら、苦労して思い出すことで学んだことは身についていくのです。
もしかしたら、勤勉な読者の方にはもうこの手法に気付き実践している方もいるかもしれません。
単語帳も「検索練習」に当てはまるなら、僕たちは潜在的に最適な勉強法を把握していたのでは…。
ひょっとすると、誠君が天才なのかも知れないよ!!
研究結果に基づく 「検索練習」の効果
多くの質の高い研究で、悔しい思いを重ねながら苦労して思い出すという「検索練習」の効果は実証されています。
タフツ大学が行った研究では、記憶力とストレスを比較することにフォーカスした研究を行っています。
そして、研究の結果「検索練習」の有用性を実証することにも成功しています。
本研究では、ストレスを受けた人は自分が覚えた記憶から情報を的確に取り出すアウトプットの能力が低下していることが判明しました。
一方で、「検索練習」を用い学習した人達はストレスの負荷がかかった状態でも的確に自分の記憶を取り出すことができたということが証明されています。
検索練習をひたすら繰り返すことによって私達は本番に強い脳を作ることができ、試験などでも本来のパフォーマンスを発揮することができるのです。
本研究では、120人の学生を対象に全員に30個の単語と30種類の画像を予め記憶してもらい、その後以下の二つのグループに分けました。
・何回も繰り返し読み覚えるというインプット重視の勉強法を用いたグループ B
翌日、記憶とストレスの相関を見るために、参加者をさらに以下の二つのグループに分けました。
・審査員の前で覚えた内容をチェックされるストレスを上げたグループ A2 B2
研究の結果、「検索練習」を用いテストでストレスを掛けたグループは、反復記憶を用いストレスを掛けなかったグループと同じぐらいの成績を残したことが分かりました(A1>A2≒B1>B2)。
また、研究では「検索練習」を使って覚えたグループ(A)は、「反復記憶」を用いたグループ(B)よりも50%も記憶の定着率が高いことも分かりました。
つまり、「検索練習」を用いたアウトプット重視の勉強法は、反復するインプット重視の勉強法よりも1.5倍も効果が高いと言えます。
もし仮に、アウトプット重視の「検索練習」を勉強法に用いたなら、インプット重視の勉強法で9時間分の勉強が6時間でこなせることになります。
時間でいうなら、3時間も圧縮できているので「検索練習」の効果には舌を巻かざるを得ません。
一日の間でインプットする時間は、1・2時間だけに留めておいて後はひたすらに「検索練習」を用いながら問題集を解きまくるというのが脳への定着を最大限にする勉強法と言えます。
研究者は、過去の研究データを見ても「検索練習」が最強の勉強法であることは間違いないが、今回の研究結果には驚いたとコメントしています。
また、「検索演習」の回数は増やせば増やすほど、勉強は捗っていくことも分かっています。
実は、人間の記憶は、アウトプットに長けていません。
本番で緊張したり、何らかのストレスがかかっている時には本来の実力を出せないとも言われています。
本番で十分に力が発揮できない人や分かっていたのに解けなかったという経験が多い人は、「検索練習」の頻度が足りていなかったのではないでしょうか。
複雑な情報においても「検索練習」を用いることで思い出す確率は高まることが分かっています。
皆さんも受験や試験といったここぞという時には必ず取り入れるようにしてみてください。
勉強効率を時間に換算して考えると、「検索練習」を応用しない手はありませんね!!
納得してくれたなら、今回の講義の甲斐があるってもんだね。
さらに高みを目指しましょう!!
参考文献
今回の記事作成には、以下の資料を参考にさせていただきました。
・https://www.youtube.com/watch?v=K1v7JTzSFRc
・https://www.youtube.com/watch?v=28pMekGLADE
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