IQが一生下がり続ける危険な習慣

IQが一生下がり続ける危険な習慣

 

・他人と自分を比較比べた事があるがある人。
・他人と自分の比較を止めたいと考える人。
・IQを高く保ちたいと考える人。

 

この記事は、そんな疑問を抱いたことのある人のために書いています。

 

☆今日のポイント
・IQの高い低いを左右する線引きはおおよそ”100″であり、基準値から少し上がるだけでも、幸福度が上がる。
・他人と自分を比較した時にIQが一気に下がってしまう。
・「他者との比較」を断つことができればIQの低下を止め本来のIQへと戻すことができる。

 

こんにちは!!

教育系ブロガーの陽です。

元塾講師の知見を活かして本ブログでは、数ある勉強法の手法・幸福度・IQについて記事を書き進めていきます。

今回のテーマは、「IQが一生下がり続ける危険な習慣」です。

 


 

目次

私達の生活と関係が深いIQ

日頃を過ごす中で、自分のIQがどの程度あるかなんて気にすることは少ないです。

しかし、IQは知らず知らずのうちに私達の生活に大きな影響をもたらしています。

また、IQの高低がそのまま幸せを掴める度合いにも相関していると言えるでしょう。

例えば、会社で出世しやすくなったり、年収が高い傾向にあったり、異性からも好感を得やすいということが高IQのメリットとして上げられます。

2007年のオハイオ州立大学の研究では、IQが高い人は低い人に比べ生存率が「21%」も上昇することも分かりました。

そのため、IQは頭の良さという点以外でも人生に大きなメリットがあると言えるでしょう。

IQの高い低いを左右する線引きは”100″と言われています。

その基準値から少し上がるだけでも、幸福度が上がったり知的に見えたりします。

東大生の平均偏差値はおおよそ”120″と言われていることからも納得いただけるのではないでしょうか。

しかし、IQを上げるのはなかなか難しいと言われています。

なぜなら、IQの大部分は遺伝によって決まる要素が大きいからです。

もちろんIQの向上を図ることは不可能ではありません。

IQを上げる習慣について知りたい方は、コチラの記事も併せて読んでみてください。

 

☆ポイント
・IQは知らず知らずのうちに私達の生活に大きな影響をもたらしている。
・IQは頭の良さという点以外でも人生に大きなメリットがある。
・IQの高い低いを左右する線引きはおおよそ”100″であり、基準値から少し上がるだけでも、幸福度が上がる。

 

IQの話はよく聞いていましたが、僕たちとの関係性がいまいちわかっていませんでした。

知らず知らずのうちに影響していて、高めることで得られるメリットが大きいからIQには気を配っておきたいね。


 

IQが一生下がり続ける 危険な習慣 他者との比較

学生のときにあまり勉強ができなかったから、自分はIQも低いと自分を低く見積もっていませんか。

実は、勉強の良し悪しとIQにはほとんど関係がありません。

本当は、高いIQを持っていても自分で下げてしまう人も多くいます。

例えば、「周囲と比較する」習慣を持っているとIQは下がり続けてしまうことが分かっています。

「〇〇さんは、頭が良いのに…自分は…」という比較をしたことはありませんか。

他者との比較は、自分で自分の才能を殺しているといっても過言ではありません。

しかし、「他者との比較」を断つことができればIQの低下を止め本来のIQへと戻すことができるそうです。

「他人との比較」でIQが下がり続ける要因

人間は、他人と自分を比較した時にIQが一気に下がってしまうという研究結果が出ています。

例えば、頭の良し悪しを他人と比べたり、収入の多さを比較した時にIQは急降下しています。

IQのベースラインが高い人達を集め、他人との比較がIQにどう影響するかという研究が行われました。

研究時に集められた人のIQは平均で126の高IQの方でした(人類のトップ10%に相当)。

全員に頭の良し悪しを測る認知テストを行い、成績を全て公開してランク付けしました。

その後、問題解決力を図るタスクや作業をやってもらいました。

スタート時は全員同じくらいのIQでした。

成績を公表し、順位をつけることで他人と自分を比較させました。

あえて、他人よりも劣っていると思わせるような状況に誘導したわけです。

その結果、自分は他者よりも優れていないと思いこんだ人(成績下位の人ほど顕著)は、その後にやるタスクの作業ができなくなってしまうという事態に陥りました。

さらに、時間が経過するほどにIQは下がっていったことも判明しています。

認知テストで、上位の人と下位の人を比べると、頭を使う作業の出来は雲泥の差が出ていたそうです。

この研究で集められた人は、選りすぐりのエリートでした。

行われたテストに優劣はつきましたが、おそらくその差はわずかなものだったでしょう。

テストで生じた差も、コンディションの良し悪しだとかほとんど誤差のようなものだったに違いありません。

にもかかわらず、認知テストの成績の上位と下位を比べるとIQの差が20ポイント近く開いていました。

中には、自分のIQの15%を一時的に失ってしまった人もいたそうです。

徒競走などで足の速さが拮抗している時は、たまたま負けても次は勝てるということがよくありますが、IQの場合は実害をこうむるほどにダメージが残ってしまいます。

自分のIQを高めようとするのは、とても大切ですが、まずは他人と比較を止めて無駄に自分のIQを落とさないようにするべきでしょう。

研究チームも、『この研究は、グループ内における微妙な社会的シグナルさえも個人の認知機能に劇的な影響を及ぼすということが分かった』と述べています。

つまり、友人と過ごす中で、自分が他人より劣っていると思うことだけでさえもIQは急下降しデメリットが大きいということです。

他者との比較の結果、私達が陥る状態は怠けるか、凹むかしかありません。

自分より下のレベルの人と比較すれば、甘えが生じ、怠けてしまいます。

逆に、自分より上のレベルの人と比較すれば、その差に凹んでしまうでしょう。

いずれにしろ、自分の成長にはつながっていきません。

また、テストでクラス一位を取ったからといっても他のクラスや他校へ視野を広げてみると、上には上がいるものです。

そのように考えると、比較という行為自体に意味がないことといえるでしょう。

他者との比較を続けることは、嫉妬と自己嫌悪に苦しみ続けることになってしまいます。

 

☆ポイント
・他人と自分を比較した時にIQが一気に下がってしまう。
・「他者との比較」を断つことができればIQの低下を止め本来のIQへと戻すことができる。
・他者との比較を続けることは、嫉妬と自己嫌悪に苦しみ続けることになり、自己成長へと繋がらない。

 

けど、テストが終わった後だったり、成績と付くものでは比較がさえられないと思うのですが…。

比較は、人間が持つ習性の1つとも言われているからね。

全てをなくすことは難しいかもしれないけど、回数を減らす意識は大切だね。


 

他者との比較を止める方法

自分だけの価値基準を持つ

世間と同じ価値基準で生きていると周りと同じような人間にならなければならないという固定観念が生まれてしみます(同調圧力)。

例えば、受験勉強の世界では勉強ができるやつが偉いという価値観があります。

しかし、社会に出てから大切なのは、コミュニケーション能力だったり、論理的思考力や発想力であったりとその基準は様々です。

つまり、周りの価値基準に従って生きていると絶対に自分より上の人が出てくるので常に比較してしまって苦しい訳です。

一方で、自分だけの価値基準を持っていると、周りと比べる必要がそもそもなくなります。

人は価値観に基づいて行動します。

人と同じ価値観を持っていると、常に競争が生まれその結果、自分を不幸にしてしまいます。

しかし、自分だけの価値基準を持っていると、周りに合わせることがなくストレスを感じず過ごすことができるでしょう。

自分の価値基準を見つける方法

自分の価値機運を見つける方法は意外と簡単です。

用意するのは、紙とペンだけです。

そして、「自分の得意なこと、好きなことを紙に書き出す」のです。

ついついやってしまうことや没頭してしまうことは誰にでもあるはずです。

紙に書き出し自分でしっかり理解した上で自分の価値基準を組み立てていけば良いのです。

昔好きだったことや思い出にはせながら書くことでより楽しく作業ができるでしょう。

この時に注意しなくてはいけないのは、常識にとらわれずに考えることです。

書き出したことを他人に見せるわけではありません。

なるべく自由に発想してみましょう。

その結果、例えばアイドルが好きだったとしましょう。

世間的には、オタクだとか言われるかもしれませんが、周りの意見に惑わされてはいけません。

自分の好きなことというのはどうしようもありません。

自分の好きなことが何かを認識するためにも重要なことです。

「○○さえやっていれば、幸せである」というような価値観を見つけてみてください。

自分の中で確固たる信念を築いていけば、自分の行動が変わります。

その結果、他社との不必要な競争に巻き込まれなくなり他者との比較もなくなっていくでしょう。

しかし、この手法も万能なわけではありません。

良く世間で囁かれている価値観として以下のようなものがあるでしょう。

・金持ちになりたい
・きれいでいたい
・有名になりたい

世間で言われている価値観が自分の価値観と一致していた場合、この手法は役に立ちません。

しかし、私達が抱く価値観は外の世界からの植え付けであるかもしれません。

だから、本手法を試すときは常識や世間の価値観を忘れて自分は本当は何が好きなのかということを考えて見ましょう。

優秀な人を優秀なAIだと考える

私達は、自分よりも優秀な人を見ると嫉妬してしまいます。

嫉妬をするということは、他社と自分を比較していることに他ありません。

しかし、自分より優れた人を優秀なAIと考えたらどうでしょうか。

作られた機械にはそもそも競争するという考えを持ちません。

気持ちを切り替えて、盗めるテクニックが豊富にある教材と考えてみましょう。

仮に、貴方が営業部に配属されていたとしましょう。

いつもトップの成績を上げてくる社員がいたなら、以下のようなことをつぶさに観察しているのはどうでしょうか。

・どんな営業トークを使っているのか。
・どのような時間の使い方をしているのか。
・上手くいかない時はどのように気持ちを切り替えているのか。

そして、優秀な社員をただのAI・教材とみなしましょう。

自分と比較するのではなくベストセラーの教材があると考えれば、比較することもなくなり、自己成長へとつなげることができるでしょう。

 

☆ポイント
・世間と同じ価値基準ではなく、自分だけの価値基準を見つける。
・自分の価値基準は、得意なことや好きなことを紙に書き出し考える。
・優秀な人を優秀なAIだと考え、気持ちを切り替える。

 

比較の頻度を下げるためには、自分の価値基準を見直して考え方を改めることが重要なんですね!!

その通りだよ。

自己理解を深めることは、幸福度を上げることにもつながるからぜひやってみて欲しいな!!


 

最後に今日のポイントをおさらいして締めくくりたいと思います。

以下のポイントを忘れずに日々の生活をより良いものにしてください。

 

☆今日のポイント
・IQの高い低いを左右する線引きはおおよそ”100″であり、基準値から少し上がるだけでも、幸福度が上がる。
・他人と自分を比較した時にIQが一気に下がってしまう。
・「他者との比較」を断つことができればIQの低下を止め本来のIQへと戻すことができる。

 


 

参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=kMADUly7xB0&list=PLR-Osv_5fxEFwmKUo6msyW9U3PcSxJ_UY&index=46&t=637s
https://www.youtube.com/watch?v=YoN6Pp07-ec

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