【徹底解説】デメリットだらけの完璧主義から抜け出す方法

【徹底解説】デメリットだらけの完璧主義から抜け出す方法

 

・自分は「完璧主義」なのではないかと疑問を持ったことがある方。
・完璧主義を克服したいと思っている方。
・完璧主義の考え方から逃れ幸せをつかみたいと思っている方。

 

この記事は、そんな疑問を抱いたことのある人のために書いています。

今日のポイント
・完璧主義の割合は年々増加傾向にあり、年齢を重ねるに連れて悪影響をもたらす。
・完璧主義を止めるためには、「完璧だから成功するわけではない」と認識する必要がある。
・「完璧より完了を目指す」ことで完璧主義から抜け出せる。

 

こんにちは!!

教育系ブロガーの陽です。

元塾講師の知見を活かして本ブログでは、数ある勉強法や手法・幸福度について記事を書き進めていきます。

今回のテーマは、「完璧主義からの脱却」です。

 


 

目次

デメリットだらけの完璧主義

残念ながら、完璧主義の人間が完璧に至ることはありえません。

さらに、完璧主義は、年齢を重ねるに連れて私達の生活により大きな害をもたらすという研究結果もあるほどなので一刻も早く完璧主義の考え方からは抜け出す必要があると言えるでしょう。

バス大学が1989年~2016年にかけてアメリカやイギリスの大学生41601人を対象に完璧主義についての調査を行いました。

調査結果からは、完璧主義の割合は年々増加傾向にあることが明らかになりました。

では、完璧主義の何がいけないのでしょうか。

完璧主義になると、失敗を極端に恐れるようになってしまいます。

また、挑戦して失敗した時のストレスも大きくなるでしょう。

その結果、ちょっとした失敗ですぐ落ち込むようになったり、挑戦や努力自体をしなくなるようになってしまいます。

筆者は、完璧という概念がそもそも抽象的であり、ゴールが分かりづらいことにも原因があるように推測します。

完璧を目指すがあまり、先が見えない作業に陥ってしまいやる気が起きないという状態が完璧主義にはあるのではないでしょうか。

完璧主義でい続けると、完璧主義じゃない人と比べ挑戦や努力の量が比例して開いていくことにも繋がります。

生じた差が、成功を掴めるか否かの度合いの差といっても過言ではないでしょう。

また、完璧主義者は不安や嫉妬、怒りなどの負の感情に襲われやすくなってメンタルが弱くなってしまうことも研究から分かっています。

実は、成功とメンタルには大きな相関があります。

そして、メンタルが強い人ほど成功をつかみやすいと言うのは想像に難くないでしょう。

つまり、完璧主義を目指すほどに私達は成功から遠のいていくわけです。

さらに、完璧主義の人ほど無計画になる傾向があることも分かっています。

完璧主義は、前述したとおりネガティブな感情にさいなまされやすくなります。

ネガティブな感情が災いし、向こう見ずな行動を取ったり、自分を不利な立場に追いやってしまったりということは世の中でも多く知られているのではないでしょうか(薬物中毒や自殺などが当てはまります)。

「完璧主義者」は完璧という単語が使われているために良さそうな感じがしますが、実際はネガティブな状態にしかならないのです。

成功研究などでは完璧主義の人は年齢を重ねる程に人生における失敗も増えていくということが分かっています。

☆ポイント
・完璧主義の割合は年々増加傾向にあり、年齢を重ねるに連れて悪影響をもたらす。
・完璧主義者は不安や嫉妬、怒りなどの負の感情に襲われやすくなってメンタルが弱くなってしまう。
・「完璧」という単語が使われているため、「完璧主義者」は良いものと捉えられがちだが、実際はネガティブな状態にしかならない。

 

知らぬ間に完璧主義に陥っているということも往々にしてありそうですね。

悪い癖はなかなか抜けないものだから、習慣となってしまったら人生にとってもデメリットが大きいと言えるね。

 


 

3つもある完璧主義のパターン

・自己中な完璧主義

このパターンの特徴は、「自分は完璧でいなければいなきゃいけないんだ」と思うことにあります。

自分の内面の部分から湧き上がる完璧主義と言えるでしょう。

「自己中な完璧主義」の人は、ナルシストになりがちな傾向にもあるようです。

ナルシストであること自体は問題ないと思いますが、その影響で思い上がることがないようにしましょう。

・社会既定の完璧主義

このパターンの特徴は、他人が要求するレベルに合わせて行動するということです。

誰しもがプロはこうあるべきだとか、政治家はこうあるべきという考えを持っていることでしょう。

そして、私達は無意識のうちに他人や社会の要求する基準にあわせて行動してしまっている側面があります。

責任が生じると、「社会既定の完璧主義」に捉われやすくなると筆者は考えています。

『お姉さんだから…』、『お父さんだから…』というのは代表例と言えるのではないでしょうか。

周りの要求に対して自分を評価してしまい、潰れていくというのがこのパターンのようです。

責任感が大きいのは、大変立派なことですが、あまり自分を責め過ぎないようにしましょう。

・他者思考の完璧主義

このパターンの特徴は、他人に完璧主義を求めるということにあります。

ある意味このパターンが一番厄介とも言えます。

他人にありえないくらいの要求を求めてくるクレーマーなんかがこのパターンです。

完璧主義が増えている理由

現代は、どの完璧主義も増加傾向にあります。

特に、「社会既定の完璧主義」の増加は大きいようです。

SNSの発達によって簡単に他人と比較できるようになったことも一因にあります。

特に芸能人などでは、自分たちがイメージする状態にない時は、自分のことは棚に上げ必要以上に責め立てて攻撃する人が増加している気がします(芸能人の浮気などのスキャンダル)。

他人を悪く言う人の心理としては、自分は相手を批評している側だから叩かれていないと考える傾向にあるようです。

また、自分が非難の対象にならないように『失敗しないぞ、悪目立ちしないぞ』と完璧主義に陥る人も増えたように思います。

SNSの発達の弊害ともいえるのかも知れません。

自分が完璧主義に陥っていないか、今一度考えて見ましょう。

☆ポイント
・完璧主義は、「自己中」「社会既定」「他者思考」の三パターンに分類される。
・現代は、いずれの完璧主義も増加傾向にある。
・特に、「社会既定」の完璧主義の増加が大きく、SNSの発達の弊害ともいえる。

 

便利なSNSですが、完璧主義にもつながっているという事実に驚きました。

特に、芸能界で働く方や、注目度の高い人は完璧主義に陥りやすいと言えるだろうね。

エゴサーチなんかも完璧主義の弊害と言えると思うよ。。


1 2
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次