人はなぜ生きるのか

もしも誰かに「何で生きているんだろう」と疑問を投げかけられたらなんて答えればいいですかね。
ずいぶんと哲学じみた疑問ですね(何かあったのかな⁉)。

☆今日のポイント
・人が生きていることに意味なんてない。
・人は精神的に落ち込むと、「何で生きるんだろう」という漠然とした疑問を抱く。
・人はだれかに生きる勇気をもらい与えながら生きている。

目次

人が生きていることに意味はない

「人はなぜ生きるのか」という疑問は、人が生きている間に誰しもが抱く疑問ではないでしょうか。

自分のやっていることが全くうまくいかなかったり、とても悲しいことが重なったり、心が沈んだ時にふと頭に浮かんだことがあなたにもあったかもしれません。

しかし、人が生きていること自体に意味なんてありません。

地球に最適な気温と湿度と水があったから、人間はたまたま誕生しました。

種を残そうとする本能はある一方で、私たちが生きていることに意味なんてありません。

☆ポイント
・人が生きていることに意味なんてない。

いきなり衝撃的な切り出しですね。
生物学的に考えると…という答えだけどね。

生きる意味は自分で見つける

人はやりたいことがなくなって精神的に落ち込んだ時に「何で生きるんだろう」という漠然とした疑問を抱きます。

しかし、この漠然とした疑問には答えがありません。

私の好きな宇宙兄弟という漫画の中で主人公の恩師が病に負けそうになり、自分の生きている意味を模索するシーンがありました。

そんな時、主人公の脳裏に思い浮かんだのは昔同じ問いを恩師に相談した時のことでした。

恩師の答えは、「考えても答えが出ないのは、考えなくともよいこと」でした。

人はだれかに生きる勇気をもらいながら生きています。

また同時に、あなたはだれかに生きる勇気を与えながら生きています。

つまり、あなたが生きる意味をまだ見いだせていなくともあなたが生きていることで誰かが助けられているのです。

もちろん生きていると苦しいことも多くあるでしょう。

老いを感じたり、病に侵されたり、死の恐怖だってあります。

時には、愛する人と別れることもあるでしょう。

もし、あなたが生きる意味を見失っても、最後には必ず生きることを選んでほしいと私は強く思います。

健康で体が動くなら、「ちょっと幸せかも」と思えることを1つでもいいから自分に体験させてあげれば楽しい日々を送れるはずです。

☆ポイント
・人は精神的に落ち込むと、「何で生きるんだろう」という漠然とした疑問を抱く。
・人はだれかに生きる勇気をもらい与えながら生きている。
・あなたが生きていることでだれかが生きる勇気をもらっている。

人は生きる勇気を与えながら同時にもらっているって素敵な考え方ですね。
生きる意味なんて高尚なものを探さなくとも、ちゃんと存在しているんだよ。

生きている意味とフロー状態

没頭できることがあると私たちは生きていることを実感できます。

あなたは意識しないかもしれませんが、毎日たくさんの人が命を落としています。

しかし、私たちの日常は特に影響を受けず進んでいきます。

つまり、あなたが死んでも特に何も変わらないのです。

私たちには「幸せ」になりたいという本能があります。

だから、生きる意味を探すよりもどう幸せに生きるかが重要です。

幸せになるためには、好きなことに没頭すると良いでしょう。

子供は、虫を見たら追いかけ、全力で走って大声で叫んで、泣いて笑って興味の赴くままに突き動かされるのが生きています。

子供のように自分の好きなことに没頭していれば「何で生きているんだろう」という悩みからは解放されます。

モノゴトに完全に没頭し、高い集中力が持続している状態をフロー状態といいます。

そして、フローに入る回数で人生の幸せが決まるということが研究でも判明しています。

何かに没頭して、夢中になっている時間が長い人というのは、無条件で幸せになれるのです。

フローに入っているときに人は生きる意味を見出します。

フロー状態に入れるものを見つけることがこれからの時代は大切になるでしょう。

逆に、没頭できるものがないと人生はつらくなります。

好きなことをし没頭することがそのまま生きる意味になるのです。

世の中には、あなたが知らないことがまだまだ山ほどあります。

おいしい食事もたくさんありますし、面白い映画や小説、漫画、アニメなども無数に存在します。

自分の興味の赴くままに取り組んでみるのも良いのではないでしょうか。

疲れている人は、余裕のなさから自分が好きなことを忘れていることが多々あります。

私たちは、すぐにスペックや勝ち負けを重視しがちです。

その結果、他人の評価に合わせすぎてしまい、自分の好きなことが見えなくなってしまいます。

生きるのが楽しくないのは、自分の好きなものが見えにくくなってしまったからなのかもしれません。

大事なのは自分の好きなことを人の目を気にせずにやることです。

一方で、100%人の目を気にしないというのは無理があります。

なので、1日のうち20~30%くらいの時間で好きなことをできればよいのではないでしょうか。

☆ポイント
・没頭できることがあると私たちは生きていることを実感できる。
・現代は、他人の評価に合わせすぎてしまい、自分の好きなことが見えなくなっている。
・100%人の目を気にしないことはできないので、1日のうち20~30%くらいの時間で好きなことができると良い。

他人からの評価を気にして好きなことに没頭できないというのは身に染みて分かる気がします。
ただ、それに負けずに自分が没頭できることを模索していきたいと思います。
没頭できるものを見つけられるか否かが幸せになれるかの分岐点にもなるからね。
自分の価値観をもう一度考えてみよう!!

参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=-QW4MkQIM6A
https://www.youtube.com/watch?v=OW8ZTLexWhM&list=WL&index=2
・宇宙兄弟24巻

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