勉強の手法は数あれど、勉強の基本ってどんなことをすればいいんだっけ⁉
じゃ、今回は基本に忠実と言われている「7回勉強法」
を伝授しようかな!!
7回読み勉強法 やり方①
勉強は、反復こそが重要です。
1回だけだと理解もあいまいでほとんど記憶には残りません。
反復の重要性に基づいて愚直に勉強法へと昇華させたのが、今回紹介する「7回読み勉強法」です。
簡単に言うと、教科書を7回読むというシンプルな勉強法です。
ただ読む回数に分けて少しずつ差をつけるのが特徴です。
7回勉強法に必要なのは学ぶべき事柄の基礎が書かれている基本書です。
基本を押さえることこそ成績向上への王道なのでその点も、7回読み勉強法が効果的なゆえんと言えるでしょう。
しかし、同じ本を7回読むのは相応に大変です。
好きな漫画ですら、7回も繰り返して読むということはないでしょう。
そのため、使うべき基本書は自分が読みやすい内容のもの1冊に絞りましょう。
ここで大切になってくるのは、情報の網羅性が高いという点です。
図解で分かりやすく書かれた入門書などは取っ掛かりとしては良いのですが、習熟度を高めるという点では物足りないと言わざるを得ません。
足りない知識をさらに別の参考書などで補うという二の足を踏むことにもなりかねません。
7回読み勉強法 やり方補足
7回読み勉強法は、科目ごとにやり方が異なります。
例えば、社会は前項で述べたやり方に忠実にサラサラっと読むだけで圧倒的な効果を発揮することができるでしょう。
7回読み勉強法は、キーワードを暗記したり歴史などの流れなどを把握するのと相性が良いのです。
一方で、現代文の場合は、文章を読むだけではなく解説を端っこに書いたり、先生が言っていた喋りの部分を思い出しながらメモし、それとともに7回読むことによって理解が深まります。
数学は、読むだけで問題を解けるようにはならないので7回読みではなく7回解くことに切り替えて取り組む必要があります。
繰り返す解く過程で解き方を覚えるというわけです。
7回読み勉強法 メリット
脳は基本的に怠け者です。
必要のない情報はすぐに忘れるようにできています。
この特徴は、嫌な記憶をすぐに忘れられるというメリットでもありますが、記憶したものも忘れやすいというデメリットでもあります。
7回読み勉強法のメリットは以下の点にあります。
・読むことへの負荷が小さい
・インプットスピードが速い
・いつでもどこでもできる
7回読み勉強法は、サラサラっと読むだけでいいので勉強への腰が重くなりすぎません。
読む・書く・話すなど勉強法はたくさんありますが、その中でも読むというのはインプット効率が一番高く、7回読み勉強法は大きな効果を発揮します。
※記憶の定着率は「話す」が一番高い
短時間で大量の情報を浴びれるので反復に適しているのも特徴的です。
通勤時間や通学時間の隙間時間でもいつでも実践できるのも利点と言えるでしょう。
7回読み勉強法 デメリット
7回読み勉強法のデメリットは以下の点にあります。
・7回読むのが大変。
・完全理解したというところも繰り返して読むため効率性が落ちる
・飽きとの戦いは必至
・アウトプットが少ないので、記憶の取りこぼしがある
冒頭でも、言いましたが7回も同じ本を読むのは少々しんどいと言わざるを得ません。
漫画ですら大変なのに、参考書などとなると骨が折れます。
7回読み勉強法では、理解したところも繰り返して読むため効率性が落ちてしまいます
また、回数の分飽きが生じてくるのも自明の理と言えるでしょう。
アウトプットすることで初めて自分が分かっていないところを認識できるようになります(無知の知)。
アウトプットすることで記憶の定着が促されるので、アウトプットの少なさは致命的です。
なので、問題集を解くなどが必要になってきます。
そんな中、私がおススメしたいのが「検索練習」と組み合わせるということです。
「7回読み勉強法」と「検索練習」を組み合わせることで問題集を新たに使わずともアウトプットが効率的にできるはずです。
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