目標の達成率ってどうしたら上がるんですかね⁉
では、今回は目標を立てる際に意識すべき「SMART」の法則について解説しよう!!
目標設定の公式
あなたは、目標を立てるときに「とりあえず」という意気込みだけで目標設定をしていませんか。
目標を立てるとき闇雲に立てると、達成率がおぼつかないということが研究により分かっています。
自分がやりたいこと、成し遂げたいことを掲げるだけでは甘いのです。
やみくもに立てるやり方では、「絵に描いた餅」で終わってしまい、成功確率は下がってしまいます。
目標を適当に立てるのではなく、まず目標の立て方を知ることが大切です。
新しい料理を作るとき、私たちはレシピを調べ作るように「達成可能な目標」には立て方があります。
数学でいう公式のようなものが目標設定にもあるのです。
☆ポイント
・闇雲に目標を立てるだけでは目標の達成るつは上がらない。
・目標設定の際にも公式が存在する。
「よし、やるぞ」だけでは上手くいかないんですか…。
意気込みも大事だけど、戦略と組み合わせることでより効果が上がることが期待できます。
目標設定の手法 SMART
目標設定の手法としてSMARTという手法があります。
SMARTとは、5つの五の頭文字をとった名前であり、それぞれの意味は以下の通りです。
S SPEZIFISCH 明確的
M MESSBAR 計測可能
A ATTRACTIVE 魅力的
R REALISTISCH 現実的
T TERMINIERT 期限を決める
SMARTは、達成可能な目標を立てる上で指標になる考え方です。
S SPEZIFISCH 明確的
達成可能にするために、できるだけ正確に思い描ける目標を立てることが重要です。
具体性に欠ける目標では実行にすら移せない場合が多いです。
マラソンでも42.195㌔という具体的な目標とコースが決まっているから走り出せます。
ただ走れというゴールが分からないマラソンではやる気も起きませんし、取り組んでいて心が折れてしまうでしょう。
目標を明確化することでモチベーションの維持にもつながるというわけです。
また自分の進捗をフィードバックできる点でも欠かせないと言えるでしょう。
M MESSBAR 計測可能
世の中には、計測可能な目標と計測不可能な目標があります。
例えば、「頑張って勉強に取り組む」というのは計測できない目標に当たります。
なぜなら、「頑張る」という指標は個人の中にしか存在しておらずその時の体調やコンディションにも大きくされてしまうからです。
目標設定の際には、基準を明確にして、目標を達成したと確認できるようにすることが重要です。
勉強がポイントになるのならば、テストの点数や勉強時間、解いた問題数といった指標が必要でしょう。
計測可能な目標を立てるためには、あいまいな表現はできるだけ避け数値で表せる事柄と結びつける必要があるでしょう。
A ATTRACTIVE 魅力的
あなたが立てた目標は魅力的でしょうか。
魅力的か否かも目標を定める上では重要な考え方となります。
目標が魅力的ならば、達成への取り組みも楽しくなるでしょう。
魅力的な目標を設定するためには、目標達成のメリットを具体的に考えることが必要です。
この時、欲望に正直になって考えることで目標達成の強い原動力とすることができます。
目標を達成したことで何が手に入るのかや、周りからどんなまなざしを向けられるのか、どんな気分なのかなどを色濃く想像することであなたの目標はより魅力的になっていくでしょう。
R REALISTISCH 現実的
大前提として、目標は実現可能であることが大切です。
また、誰かができたではなく、あなたができるかどうかが重要です。
あなたが完全にコントロールできるものが現実的な目標と言えるでしょう。
例えば、「一日24時間勉強する」は現実的な目標とは言えません。
しかし、「一日10時間勉強する」は達成可能な人もいるでしょう。
目標が現実的か否かは判断がは難しい部分があります。
なぜなら、やってみないとわからない要素が強く含んでいるからです。
先に挙げた「一日10時間勉強する」もできる人とできない人が分かれる項目でしょう。
しかし、何度も繰り返す中で自分に最適な目標の立て方が見えてきます。
でかい目標をドカンと立てるのではなく、小さな目標を細分化して考えることも必要です。
「10時間の勉強」なら「2時間を5セット」と設定するような印象です。
T TERMINIERT 期限を決める
達成すべき目標があれば、達成すべき時期もあるはずです。
しっかりと期限をつけることが目標達成には欠かせません。
逆に期限を設けなければ永遠と挑戦し続けることになり、終わりも見えません。
目標をなんとなくの夢ではなく、現実に変えるもの、それが期限があるかどうかです。
ここでも、目標をいくつかのステップに分けることが大切です。
いくつかのステップに分けることで、正しい道を進んでいるか随時チェックできるようになります。
小分けの仕方は、自分の歩みやすい歩幅感が重要です。
開きすぎても狭すぎてもいけません。
目標というのは設定するだけでも脳内でドーパミンが出ることが分かっています。
設定することで気分が高揚しやる気が生まれるのです。
旅行などでも、計画しているときが一番充実していたということがあります。
同じ現象が目標設定の際にも起こっているというわけです。
また、細かい目標でも達成することで脳は快感を覚えやる気が持続しやすくなります。
かみ砕いて説明していただいたおかげでなんだか腑に落ちました。
ぜひ、次回から取り入れてみてくださいね。
目標設定 注意点
○○しないいう目標の立て方は良い目標とは言えません。
目標は○○しないではなく、○○するで立てるようにしましょう。
やるべきことでないことを言語化すると逆に、そのことに頭がとらわれてしまい繰り返してしまうということが起きてしまいます。
カラーバス効果という心理効果が私たちには働いています。
カラーバス効果とは、ある一つの色を意識することで意識した色ばかりに目が行くようになる現象です。
例えば、以下のケースはカラーバス効果が働いている例になります。
・赤い服を着ているときは周りの赤いものに目が行くようになる。
・ある資格を目指したら、資格の情報が目に付くようになった。
・人間は、脳で強く意識したものを無意識に収集する。
そのため、目標を立てる際は、やるべきことを言語化し、目標の立て方にも工夫を取り入れることが必要になってきます。
目標の達成率ってどうしたら上がるんですかね⁉
では、今回は目標を立てる際に意識すべき「SMART」の法則について解説しよう!!
参考文献
・https://www.youtube.com/watch?v=iR3HpUAkXaI&list=WL&index=2
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