「ツァイガルニク効果」の勉強への活用法
普通は、課題は一気通貫して今日中に完璧に終わらせようとするものなのではないでしょうか。
しかし、完璧に終わらせたとしても、翌日もモチベーションが続くかどうかは分かりません。
例えば、前日までは計画通りに勉強をこなしていたのに、翌日は全くやる気が起きないというような「燃え尽き症候群」のような経験は誰しもが持っているのではないでしょうか。
実は、同様の現象は誰にでも起こります。
なぜなら、人は目標が達成されると緊張感が解消されてしまうという性質を持っているからです。
「ツァイガルニク効果」を勉強へ活用するには、勉強を時間で区切るということが重要です。
例えば、今日はPM11時まで勉強しようと決めます。
そして、終了の時間が来たらどんなに課題が中途半端だったとしても、きっぱりと勉強を止めるのです。
途中で切り上げたことで、あなたはきっとモヤモヤした気持ちを抱くことでしょう。
しかし、モヤモヤをきっかけに勉強した内容が記憶にも残りやすくなります。
なぜなら、途中で止める事により次の開始までの間に考える時間が増え、無意識のうちに復習することにつながるからです。
「ツァイガルニク効果」の勉強へ活用ポイントは、キリのいいところの少し手前で止めるということです。
だいたい「8割完了」の時点で手を引く感じでしょうか。
そうすれば、記憶力の増強と次の勉強のためのやる気スイッチとなるはずです。
◎「ツァイガルニク効果」を勉強へ活用手順
1.勉強したい教科を決める。
2.勉強の終了時刻を決める(勉強をする時間でも可)。
3.決めた時間内は勉強に励む。
4.時間が来たら、どんな理由があろうとも勉強を止める。
目標達成とともに、気が緩むのは分かる気がします。
勉強は、時間で区切るのが正解なんですね。
人間の「性」だよね。
勉強を途中で止めるのが大事なんだよ。
そのための「時間設定」だからね。
少し、足りないくらいに設定してみてね。
おススメの書籍
最後に、今日のポイントをもう一度おさらいして本記事の締めくくりとします。
参考文献
以下の内容を参考に、記事を作成いたしました。
・https://www.youtube.com/watch?v=JznUKloS4iU&list=PLR-Osv_5fxEGHQ1Ua7B_oJ_s_2QLpam7T&index=20&t=35s
・https://www.youtube.com/watch?v=xWaxU8hgAx0&list=WL&index=1
・https://www.youtube.com/watch?v=dz5Qj_qEDVE&list=WL&index=2
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