英語を話すために抑えるべき3つのポイント
英語を話すうえで、僕たちが抑えておかなければいけないことは何があるだろうか⁉
では、今回は「英語を話す」ことに注力して考えていこう!!
英語を話すために抑えるべきポイント① 明確な目的意識
日本人の英語への学習は早い段階から始まります。
近年では英語学習が必修となり、小学三年生から実施されるようになりました。
高校まで英語を学習したと仮定すると、実に9年間も学習していることになるのです。
一方で、ずっと英語を勉強してきたのにも関わらず「喋れない」という英語への悩みはよく聞く話です。
英語も日本語と同じ言語です。
そのため、一朝一夕に話せるものではないのです。
必要だから学び、話せるようになるということが往々にしてあるわけです。
私たちが海外に行くと、英語力のなさを痛感します。
早くて聞き取れない、発音しているのに聞き取ってもらえないそういった悩みは日常茶飯事でしょう。
しかし、海外で働く日本人の場合、英語が喋れないのは致命的です。
だから、英語力が必然的に磨かれていきます。
私たち日本人は、英語を話すことだけが目的になりがちです。
例えば、以下の場合私たちは英語を必死になって勉強するはずです。
・仕事に支障が出る
・生きていけない
・好きな子に想いを伝えられない
英語も言語なので、そういう目的の手段として存在します。
日本のコンビニでもしっかりとした日本語を話す外国人をたまに見かけます。
しかし、彼らも人間なので、私たちと脳の構造は違わないはずです。
彼らが流ちょうに日本語を話すのはなぜでしょう。
それはきっと生きていくために必要になったからだと推測できます。
できる範囲でできる場所から英語を話せばいいのです。
そう考えると、日本しか知らない現状のままでは一生喋れないってことにもなりかねないんですか⁉
所詮、学ぶ意識のない人はいくら勉強したところで一生喋らないだろうね。
英語を話すために抑えるべき② リスニング・スピーキング
実は日本の英語教育は良い大学に受かるための勉強であって、英語を話すための勉強ではありません。
もし、話すことに力を入れるのならば、「ライティング」や「リーディング」よりも「リスニング」や「スピーキング」に力を入れるべきでしょう。
必要であれば人は自ら学んでいきます。
英語が話せる人は、まぎれもなくその努力を続けてこれた人でしょう。
もし、あなたが英語を話せるようになりたいと考えるなら、「リスニング」は勉強する価値が高いといえます。
私たちは同じ母語の日本語でも、聞き取れない場合があります。
そういった意味でも「リスニング」を勉強する価値は高いのです。
次に重要視されるのが「スピーキング」です。
下手でもいいから話してみることが英語を話すためには重要です。
私たちがアメリカ人のようなきれいな発音や語彙力を習得するのにはそれ相当の時間がかかります。
しかし、私たちがそこまで極める必要はどこにもありません。
「伝わる→嬉しい→勉強する」の流れは非常によくわかります!!
では、そこに「下手でも話す」というアウトプットを加えようか‼
英語を話すために抑えるべきポイント③ 創意工夫
以前、私が海外留学を考えていた時に「ボールペンを落とした人になんと声をかけ拾ってあげるか」という問題が出されました。
正答は、Is this the pen you dropped?(これはあなたが落としたペンですか)だったのですが、
当時の私は、”drop”という言葉がぱっと出てきませんでした。
そこで状況を想像し、発想を変え、Is this yours?(これはあなたのですか)という答えを導き出しました。
この答えに、留学担当の講師は「あなたは英語を話すことの本質が分かっている」と感嘆されていました。
つまり、自分の目的を達成できる範囲の英語力さえ身につけば良いのではないでしょうか。
大事なのは伝わることです。
小学生でも知っているようなつたない英単語の組み合わせでも英語は話せます(感情の機微などを伝えるのなら、難しい言葉も必要ですが)。
あなたは片言で日本語を話す外国人を見て「ダサい」などと思うでしょうか。
むしろ頑張ってるなと称賛するのではないでしょうか。
彼らは使えるフレーズを増やすことに注力します。
英語を話すときも同様です。
決して完ぺき主義になってはいけないのです。
とりあえず口に出して話してみることこれがファーストステップです。
人は自分の伝えたいことが伝わった時に、とても嬉しくなります。
そして、嬉しくなったらもっと英語を話したくなるでしょう。
だから、英語を話したいのであれば実際にしゃべって伝わる喜びを味わうことが必要です。
この記事を見てくださっている人の中には、英語を喋れたらカッコいい、賢く見えそうだという理由で英語を勉強している人もいるのではないでしょうか。
しかし、英語ができるからすごいとか英語ができるから優れているということは決してありません。
それは英語への幻想です。
言葉は悪いですが、「英語ができてもバカはバカ」です。
今や英語は五人に一人も話す言語となっています。
アメリカの小学生なんてもうペラペラです。
一方で、私たちは彼らが英語を堪能に扱えてもそれほどすごいとは思わないでしょう。
何をするのかというのが目的であくまでも英語は手段でしかありません。
自分の目的をもう一度確認し英語を勉強していきましょう。
「完璧じゃなくても別に良い」という考え方にはどこか救われた気がします。
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