メンタルが強い人の考え方・3選

折れない心、鋼のメンタル…僕も欲しいなぁ。

何があったか知らないけど、メンタルを強く持つことは人生において大切だね。

目次

メンタルが強い人の考え方① 自分で自分を評価する

評価とは他人からされるものと思われがちですが、メンタルが強い人は自分自身でも評価をする傾向があります。

つまり、評価の仕方には、「他人評価」「自己評価」があるわけです。

他人の評価を気にする人は「他人軸」で物事を考えがちであり、自分自身で評価する人は「自分軸」で物事を考えられるのです。

できれば周りの評価を気にせず自分らしくありのままに生きたいものです。

現在の自分が「他人軸」で生きているか「自分軸」で生きているか考えられる簡単な質問があります。

それは、「自分一人で焼き肉に行けるか」どうかです。

さて皆さんはどうでしょうか。

多くの人が『抵抗がある』と感じたんじゃないでしょうか。

寂しい奴だと思われたくない、つまらない理由は様々あると思います。

他人の評価を気にしながら生きることを他人軸と言います。

一方で、人は他人の評価を気にしたとたん臆病になるという傾向があるのも事実です。

他人の評価を気にして他人軸で生きていると人はどんどん臆病になってしまいます。

自分軸で生きている人は、周りの目をさほど着せずに自分の価値観に基づいて行動することができます。

一人焼肉も一人カラオケもお手の物です。

そんな中でも、大リーグで活躍されていたイチロー選手は、自分軸の代表と言っても過言ではないでしょう。

彼はヒットを打ったのに悔しい顔をしたり、逆に三振をしたのに嬉しい顔をしていることがよくありました。

傍から見たらその反応逆でしょと思ってしまうほどです。

イチローにとって評価の基準は、「結果や周りの評価」ではなく、「自分が納得できるか否か」だったのです。

また、自分軸で生きているとだんだんと人の評価が気にならなくなってくるというのも自分軸の利点と言えます。

イチローは大ブーイングを浴びたことに対して記者に、「あれは僕は嫌いじゃないんでね」と答えています。

悪口やアンチのコメントが来たことでショックを受ける方もいるというのにたくましい限りです。

自分軸で生きていると人はここまで強くなれるのです。

松井秀喜も自分軸で生きている人の代表と言えるでしょう。

彼は、「ズルはできない、俺が見ているから」と自分をひたすらストイックに練習へと駆り立てました。

「人から褒められようがけなされようが関係ない、自分の評価は自分でする」という姿勢を貫いたからこそ大リーグの大舞台でも活躍できたのでしょう。

一方で、他人の評価を気にすることは、人間の遺伝子に刻まれた本能でもあります。

はるか昔、狩猟時代に人間は群れを作り集団で暮らしていました。

そんな中、周りとうまくやっていけない者ははじきだされてしまいました(村八分)。

群れからはじき出された者は税損の確立が学っと下がります。

つまり、他人からの評価を得られないということは死と同じ意味を持っていたのです。

この習性が根強いため、私たちは他人の評価を気にしがちな傾向にあります。

しかし、もし強いメンタルが欲しいと考えるならばこの考え方を180度変えなくてはいけません。

つまり、自分の評価は自分ですると決めた人だけが、人生で強いメンタルを手に入れるができるのです。

こんな考え方を持てたら、きっとあなたも自分軸!!
・カラオケで下手でも楽しめたらOK
・ファッションが奇抜でも気に入っているならOK
・一人焼肉だろうとおいしければOK

一人焼肉…。ハードル高そうだなぁ。

私は、カラオケも映画も焼肉も一人だけだね(笑)

肉なんて独り占めだよ!!

メンタルが強い人の考え方② 強気の言葉を使う

強気の言葉を使うと脳が変化してメンタルが強くなるということが分かっています。

逆に、弱気の言葉を使うと脳が変化してメンタルが弱くなるということも明らかになっています。

どちらが良いかは一目瞭然ですね。

最悪、嫌だななどの弱気の言葉を使うとストレスホルモンといわれるコルチゾールが出ます。

弱気な言葉を使い続けると、コルチゾール濃度が下がらなくなり脳の海馬が小さくなってしまうというのです。

海馬というのは、ストレスホルモンの処理をしている場所なので、海馬に影響が出ると感情のコントロールができなくなり心が弱くなってしまいます。

その結果、ちょっとしたことで不安になったり、イライラしたり、諦め癖がついたりしてしまいます。

最悪の場合、興味や喜びを感じづらくなり鬱になってしまうのです。

一方で、へっちゃら、きっとできるなどの強気の言葉を使うと、若返りホルモンDHEAが出ます。

すると、脳の前頭葉という部分で配線替えが行われストレスに強い脳になるというわけです。

ストレスに対して免疫が出ると言い換えることもできるでしょう。

以前、私が教えていた生徒が「面倒くさい」というセリフを「いっちょやったりまっかー」に変えたということがありました。

「その発想、素晴らしい」と私は生徒と喜び合ったのをよく覚えています。

もちろん、彼の成績がそこからうなぎ登りだったのは言うまでもないでしょう

アスリートでも弱気の言葉を使う方は見たことがないでしょう。

彼らは自分の発する言葉の影響を本能で理解していたのかもしれません。

もちろん、いきなりそんな変化を起こすのは難しいでしょう。

最初は強がりでも大丈夫です。

自分の使いがちな「弱気な言葉」を「強気な言葉」に変えるこの意識を持つことから始めましょう。

三か月も続ければ脳が変化し、自分って変わったと思える日がきっとくるはずです。

こんな言いかえがお勧め!!
・面倒くさい  → 一丁やりますか
・参ったな   → まだまだこれから
・嫌だな     頑張ってる俺すごい
・緊張してきた  ワクワクしてきた

言葉の影響力ってすごいものがあるんだな。

自分の不断の言葉を考え直してみます。

「言葉が変われば考えが変わる、考えが変われば行動が変わる

考えが変われば習慣が変わる、習慣が変われば人生が変わる」と言うからね。好循環を生み出していきましょう!!

メンタルが強い人の考え方③ 誰の人生にもつらいことがあると思っている

誰の人生にもつらいことがあると思っている人は、ストレスに強くなる傾向があります。

逆に自分だけが苦しんでいると思っている人はストレスが2倍にも3倍にも増幅するといいます。

悲劇のヒロインでいると報われる日はさらに遠ざかるのです。

お釈迦様の話でこんなものがあります。

キサーという若いお母さんが幼い息子を急病でなくしてしまいました。
パニックになったキサーはお釈迦様に「息子を生き返らせてください」と懇願します。
その要求に対し、お釈迦様はキサーに「今まで一度も死者の出ていない家からケシの実を持って来なさい」と命じたのです。
キサーは慌てて村に戻り、必死の思いで民家を渡り歩きます。
しかし、どこの家にもケシの実はあるのですが、死者の出ていない家などついに見つかりませんでした。
そこで、キサーは自分だけが苦しんでいたのではないことを悟ります

人間は他人の苦しみは小さく感じるけれど、自分の苦しみは大きく感じるものです。

「自分だけが苦しんでいる」と思いがちなのはこのためです。

テレビでいつも笑っている女優さんも、近所のコンビニの店員さんも自分と同じように様々な苦しみを乗り越えてきたということを知ることが大切です。

悩みのない人なんて存在しません

誰の人生でもつらいことがあると理解したとき、悩みや苦しみが小さいものになるのです。

強いメンタルはある日突然手に入るものではありません。

筋トレや勉強と同じように少しずつでいいので、続けることに意味があります。

本記事で紹介した以下の項目に気を配り、今日から変わっていきましょう。

目安は3か月です。

・自分で自分を評価する
・強気の言葉を使う
・誰の人生にもつらいことがあると思っている

お釈迦様の話、思わず納得してしまいました。

若いころや至らないときはこの考えに陥りがちだけど、一刻も早く脱却しないとならない思考法だったんだね。

参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=5usowEBVdq4&t=3s

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次