脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 4ステップ

大事とはわかっていても、英単語覚えるのって結構苦行なんだよな…。

聞き捨てならぬセリフだね。

今回は英単語の効率的な暗記法を脳科学的に伝授しようか。

脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 4ステップは以下の順で行います。
①アウトプットの回数を増やす
②派生内容を覚える
③イメージを作る
④しっかりと発音して覚える

目次

英単語を暗記する方法 4ステップ

英語では単語量が重要と言われています。

中学生が学ぶ最低ラインが1,200語と言われています。

そして、高校入試を戦える英単語数は、2,000から2,500語です。

さらに、大学受験では、約4,000語から6,000語とも言われ、年々増加の傾向が見られます。

そのため、英語を学習する際は効率よく英単語を習得していかなければいけません。

英単語を効率的に暗記する4ステップは以下の順になっています。
①アウトプットの回数を増やす
②派生内容を覚える
③イメージを作る
④しっかりと発音して覚える

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脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 STEP①  アウトプットを増やす

基本的に脳は覚えた事柄を忘れるようにできています。

例えば、私たちは日々たくさんの情報を見聞きしています。

電車のつり革広告であったり、テレビやYouTubeと様々です。

しかし私たちはそのすべてを覚えているわけではないですよね。

これは脳には、忘却機能というものがついているからです。

忘却機能が働いているおかげで私たちは本当に大事な事柄のみを記憶にとどめておくことができます。

一方で、英単語が重要かというと答えはNOになります。

そこで、英単語が重要なものだと脳に認識させる必要が出てくるのです。

脳に重要だと認識させるには、何回も同じ事柄に触れ想起回数を増やすということが必要です。

繰り返すことで、脳の回路を形成しているシナプスがより強固になり単語が記憶に残るというわけです。

あなたは一単語に3分ずつ向き合い、1時間気合を入れて覚えようとしたことはありませんか。

実はこの単語学習は非効率極まりないと言わざるを得ません。

もし同じ1時間使うのであれば、二十単語を10分で6回回した方が効率は良くなります。

前者は想起回数が1もしくは0だったのに対し、後者は想起回数が6になっていることから脳への定着に差が出てきます。

また、人間はアウトプットする時にこそ、知識を使っていると自覚します。

そのため、覚える際にはアウトプットを絡めて学習を行うべきなのです。

僕が英単語を覚えられないのは忘却機能のせいだったんですね。

そういうことにしておこうか…。


脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 STEP② 派生内容まで覚える

人間の脳は情報のつながりがあると、これらは核となる重要な知識だと認識します。

この性質を利用すれば、で覚えるための労力がぐっと減るかもしれません。

連想ゲームのようにつながりを意識することが重要です。

英語では品詞ごとに意味が異なる傾向があります。

今回は、「Consider=考える」を例に連想してみます。

Consider=「考える」
Considerate =「思いやりのある」・・・思いやりのある人は常に相手のことを考えているからConsiderate は、「思いやりのある」になる
Considerable=「かなりの」・・・思いやりがあって相手を考えられる人はかなりの切れ者

また、連想を用いて覚えることで思い出せない場合でも、周辺の情報から思い出すことが可能になります。

 

派生内容を覚えるためには、しっかりとしたイメージ付けが必要になってくるんではないでしょうか。

冴えてますね。

事項でも述べますが、コアとなるイメージ付けが英単語を覚えるためには必須です。

脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 STEP③ イメージを作る

英単語をイメージとして覚えることで英語の文章を読むスピードが格段に上がります。

また、英語のリスニングにおいても大きな効果を発揮します。

理由としてはイメージと結びつけることで、訳す際など日本語を介さずに理解することができることがあります。

私たちが日本語を読む場合も実は同様のことが脳内では起こっています。

新聞を読むときなどあなたは、一文字一文字にらめっこして読んでいるわけではありませんよね。

これは熟語などの単語を瞬時にイメージとして理解しているからなのです。

英単語帳などには、意味がたくさん書いてありますが、一つのコアなイメージとして覚える方が実は重要です。

一つのコアなイメージを持つことで文脈ごとにこのような意味でつかわれているんだと類推できるようになります。

むしろイメージがつかめていないとリスニングなどでもついていけないでしょう。

また、イメージで覚えることで品詞を覚えなくてよくなるのもメリットの一つです。

例えば、questionという単語は名詞では疑問という意味があります。
動詞では疑問を投げかけるになるのですが、疑問=?というイメージがあれば文脈で判断が可能になります。
以下の英文では、questionは、Iの後ろにあるから名詞じゃなく動詞だというのは一目瞭然です。
I question your honesty.
疑問=?というイメージがあれば疑問を持っているんだということが予測ができます(訳は私はあなたの誠実性を疑います)

コアとなるイメージがつけば品詞ということをある程度気にしないでも使えるようになるのです。

また、スピーキングの際などにもその場その場で臨機応変に対応ができるようになるでしょう。

イメージで追いつかない事柄に出会った場合は、追加で覚え記憶をアップデートしていくことが英単語の学習では効率が良いです。

品詞にとらわれずに…という考え方素敵ですね。

品詞を問う問題は、進学するにつれて出なくなるからね。

会話の中で、品詞を気にしたことはないでしょう。

脳科学的に正しい英単語を暗記する方法 STEP④ 発音して覚える

発音は、軽視されがちですが重要なポイントです。

以前、私は渋谷のスタバで外国人と話し、語学力を磨こうと奮闘した時期がありました。

そこで、似たようなことをしていた大学生に会い、自分たちの関係性を説明しようと「colleague」という単語を連想しました。

ただ語の意味は分かるのですが、発音までは知識が至らなかった私は、「college」っぽいから「カレギュー」だろうと勝手に発音しました。

もちろん、まったく通じず最終的には「Frieds」で乗り切ったのですが苦い経験です(colleagueはカーリック)。

そもそも、人間は自分が発音できるものしか聞き取れないという特徴を持ってます。

英単語学習では、音声を聞きながら真似してみることが必須です。

もちろん、完璧じゃなくとも大丈夫です。

この時、発音記号は覚えた方が得策です。

なぜなら、発音記号はどのテキストにも載っているからです。

地道な作業になりますが、どこにアクセントがあるかしっかりと理解することが英単語の学習には不可欠です。

「colleague」のくだり、実体験ですか⁉

若気の至りというやつですよ。

(穴があったら入りたい…。)

参考文献
https://www.youtube.com/watch?v=sFTnj6BZzks

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