今回は、「夢」の正体について考えてみよう!!
☆今日のポイント
・夢を持つ若者が減少している。
・多くの人が夢を考えるときの順序が逆である。
・情熱と才能を組み合わせることで、自分にピッタリのやりたいことや夢が見つかる。
やりたいことの見つけ方
近年、将来の夢を持つ若者が減少しています。
調査によれば、若者の約半数が将来の夢を持っておらず、その理由としては「夢を持つことが現実的でないと感じるから」や「将来が不安定な社会情勢の中で夢を持つことが難しいと思うから」などが挙げられています。
また、将来の夢の種類も以前に比べて多様化しています。
従来は医師や弁護士などのような一定の職業に憧れる人が多かったのに対し、現在はYouTuberやプログラマー、クリエイターなど多様な職業に憧れる人が増えています。
子供の頃は非現実的な夢でも口に出せましたが、大人になると夢を口にしなくなる人が増えています。
これは現実を知るようになったからであり、なりたい仕事が見つからない場合もあるでしょう。
人生は長いです。
自分の本当の夢は、30歳くらいまでに見つけるという感覚で良いでしょう。
夢は必ずしも職業と結びつくわけではありません。
以前、読んだ本の中に「夢というと職業を挙げがちだが、自分がどうありたいかが夢のあり方である」ということが書かれていました。
つまり、「人に笑顔を届けられる存在でありたい」というような漠然とした事柄が夢となるのです。
その結果、お笑い芸人だったり、落語家だったりというような職業が見えてくるのです。
自分がやりたいこと、自分がどうありたいかを見つけるためには、自己分析が必要です。
また、たくさんの経験を積むことも忘れてはいけません。
周囲の人と話をすることで、新しいことに出会ったり、自分が知らなかったことを知ることができます。
そして、興味を感じたら一歩踏み出すことが大切です。
自分がやりたいことに向かって、まずは小さなステップから始めてみましょう。
成功や失敗にかかわらず、様々な経験を積んでいくことが大切です。
☆ポイント
・夢を持つ若者が減少している。
・夢は必ずしも職業と結びつくわけではない(夢≠職業)。
・自己分析をし、様々な経験を積んでいくことがやりたいことを見つけるためには必要である。
職業を考えるばかり自分の選択肢を狭めていたのかもしれません。
例えば、幸せになりたいが夢だとしたらそこへのルートは無限に存在しているはずです。
夢の見つけ方
実は、多くの人が夢を探そうとするときに間違いを犯しています。
それは、夢を見つけるための考え方が逆だということです。
自分の好きなことと得意なことのどちらを軸に将来を考えるということは誰もがやりがちですが、この考え方は間違いです。
まず、私たちが夢を見つけるためには、やりたくないことを明確にすることが先決です。
やりたいことを見つけるよりもよりも、やりたくないことの方がすぐに出てくるでしょう。
やりたくないことをやることは苦痛でしかないので、まずはそのはまってはいけないラインを見極めることが大切です。
具体的な方法としては、絶対にやりたくないことを考え、紙に書き出してみるとよいでしょう。
そして、紙に書いた内容を避けて、好きでやりたいことを探せばあなたの夢は少しずつ見えてきます。
私たちが一番陥りがちなのは、○○が好きだからという理由で自分の選択肢を決めてしまうことです。
好きで始めたYouTubeが案件欲しさに、結局自分のやりたいことを曲げてしまうということはよくあります。
やりたいことは以下の順序で探していくと見つかります。
あなたが勉強の合間に考えることや、ついつい見てしまうYouTubeのジャンルなど、ヒントは身近にあるはずです。
☆ポイント
・多くの人が夢を考えるときの順序が逆である。
・まずは、やりたくないことを明確にする。
・やりたいことは、「価値観→才能→情熱」の順で探していく。
だから、「夢」というのが自分の中で腑に落ちず分からなかったのか…。
夢の見つけ方 価値観
夢を見つけるために必要なのは、自分の価値観を考えるということです。
価値観とは、「行動というよりも状態・どうありたいか」を表します。
また、価値観は自分が何が好きであるかということとも密接に関わっています。
以下の問いに答えると、自分の価値観が見えてきます。
好きなことの特徴としては、「周りから見たらすごくつらそうに見えるけど、自分では苦痛に感じないこと」が挙げられます。
例えば、フルマラソンを何回も走り切る人がいます。
運動が嫌いな人から見たら、マラソン=辛いとか苦行だとか、そのように映るかもしれません。
しかし、本人はそれを全く苦とは感じていないのです。
人それぞれ価値観が違い、楽しいことと辛いこともそれぞれ違います。
好きであれば、辛さなど感じずに楽しんで乗り切れるでしょう。
実は、「やりたいことが分からない・見つからない・決められない」というのは、老若男女の共通の悩みです。
また、現代は昔と違いなんでも挑戦できる環境にあります。
つまり、私たちには無数の選択肢があるのです。
しかし、選択肢が多すぎると逆に選べなくなるというジャム理論という考え方もあります。
必要なのは基準であり、明確な自己分析なのです。
☆ポイント
・夢を見つけるためには、自分の価値観を考える必要がある。
・「周りから見たらすごくつらそうに見えるけど、自分では苦痛に感じないこと」が自分の好きなことである。
・価値観は人それぞれ違うのが当たり前である。
少し見えてきたかもしれません。
夢の見つけ方 才能
才能は特別なスキルではなく、誰にでもあるものです。
スキルは後天的に身に着けることができますが、才能は楽にできてしまうことを指します。
才能の有無はやってみないと分かりません。
そして、人間は挑戦しなかった事柄に対し、後悔を感じる生き物です。
ただ憧れるのと実際にやってみるのとでは、雲泥の差があります。
好きだと思っていたのに、実際にやってみたら、嫌いなこともたくさんあります。
新しいことをやるのに不安はつきものですが、まずはやってみることが重要です。
以下の問いに答えると、あなたの才能について知ることができます。
才能というのは、自分が短所だと思っている部分を裏返したものでもあります。
例えば、自分がコミュニケーションが苦手だと思っている場合、その逆に、自分が人の話をよく聞くことができるという才能があるかもしれません。
したがって、自分の才能を見つけることは、自己理解を深めるためにも重要です。
☆ポイント
・才能は特別なスキルではなく、誰にでもあるものである。
・実際にやってみないと才能の有無は分からない。
・人間は挑戦しなかった事柄に対し、後悔を感じる。
私もそうでしたよ。
夢の見つけ方 情熱
情熱を見つけるには、自分の取扱説明書を作るようなイメージでやると良いでしょう。
まず、役に立つから好きという考えは捨てましょう。
そして、合理的でも生産性でもないけど、好きだというものを探しましょう。
例えば、点数が伸びないのにカラオケをしまくるというのが当てはまるでしょう(筆者の経験)。
以下の問いに答えることで、自分の情熱を知ることができます。
情熱と才能を組み合わせることで、自分にピッタリのやりたいことや夢を見つけることができます。
例えば、自分が得意とすることや好きなことが仕事になるとより充実感を得られるでしょう。
☆ポイント
・情熱を見つけるには、自分の取扱説明書を作るようなイメージを持つと良い。
・「情熱」と「才能」を組み合わせることで、自分にピッタリのやりたいことや夢が見つかる。
参考文献
・https://www.youtube.com/watch?v=Vpl6FPNPM2A&list=WL&index=2
・https://www.youtube.com/watch?v=sk23TqDytzI
・https://www.youtube.com/watch?v=4KTC2TF2WsY
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