子供のIQを上げる方法 ~食事編~
IQを上げる食事法ってあるんでしょうか!?
私達は、食べるものの影響を多大に受けているからね。
その疑問はもっともだと思います。
じゃ、今日はIQと食べ物の関連についてみていこう!!
この記事は、以下のような疑問を抱いたことのある人にうってつけの内容になっています。
(IQを上げるメリットについてはこちら)
・現在、育児中であり子供には賢く育ってほしいと願っている方。
・子育てにおいてIQを上げる食事について知りたいと思っている方。
・子育てにおいてIQを下げないための工夫を知りたい方。
子供のIQを上げる食事法
子供のIQを上げる方法① 魚
頭の良い子供に育ってほしいというのは親の共通の願いだと思います。
私達の身体は食べたもので作られています。
もちろん、脳機能も食べるものに大きな影響を受けています。
つまり、食べる食事に気をつければIQも上げることが可能と言えます。
特に、子育て真っただ中のご両親必見の内容となっています!!
長鎖多価不飽和脂肪酸やオメガスリーを含んでいる食材と言うのはIQを大幅に向上させます。
特に、「魚」は脳機能を活性化させIQにも大きく関係してきます。
2017年にペンシルベニア大学が9~11歳の541人の子供を対象にして、「魚」を食べる子供と食べない子供の脳の機能でどのような差があったかを調査しています。
結果としては、「魚」を食べる子供は食べない子供と比較してIQが「4.8ポイント」上がり、睡眠の質もよくなったということが判明しました。
つまり、「魚」を食べるということは脳に良い影響をもたらすということが明らかになりました。
この研究では週に1回の頻度で魚を取っていたので、魚によるIQの向上は、面倒な食事習慣ではないと言えます。
さらに、研究では、サーモンやサバが良いということまで調べられています。
子供も食べやすいという側面から考えるなら、鮭フレークやサバ缶があげられるでしょう。
一方で、オメガスリー関連のサプリメントも販売されていますが、サプリメントでは酸化してしまい効果が望めないので週に一度以上は鮭やサバと言った食品を食べることを意識すると良いでしょう。
1歳以上になり、食事ができるようになったら魚を食べさせる習慣を作るのが非常におススメです。
子供のIQを上げる方法② 「母乳」
赤ちゃんの成長に欠かせないのが「母乳」です。
実は、ミルクではなく「母乳」の方が赤ちゃんを健やかに成長させるためには必要になってくることが様々な研究で明らかになっています。
研究では、「母乳」に含まれている長鎖多価不飽和脂肪酸やオメガスリーという成分が赤ちゃんの健やかな成長に大きな影響を与えることが明らかになっています。
2015年のメタ分析を用いた研究では、「母乳」を飲んでいた子供は飲んでいなかった子供に比べると、青年期におけるIQが「3.44ポイント」上がっていたことが明らかになっています。
また、違う研究では67歳になった時点での認知機能にも差が見られ、生涯を通じて母乳育児の重要性が明らかになりました。
最低でも、6カ月間の母乳育児は脳の厚みを増やして脳の機能を活性化させることが分かっています。
そのため、離乳食が始まった後でも一定期間は母乳との併用がおススメされています。
出生後のタイミングは子供のIQを上げるためのボーナスタイムとも言えるでしょう。
「魚」でIQが上がるなんて我々日本人には超朗報じゃないですか!!
特にサバ缶は、安価かつ美味しいからとてもおススメですよ。
子供のIQを下げないために必要な栄養素
子供のIQを下げないために必要な栄養素① 鉄分
思秋期から青年期にかけて貧血が起こりやすい子供がいます。
成長期なこともあり、多くの栄養素が必要になることは想像に難くないでしょう。
特に、「鉄分」は気を配りたい栄養素の1つです。
また、よく走るようなスポーツをされているお子さんには気を配る必要があります(鉄分は走ることで身体から排出される)。
鉄分の不足は、貧血という症状を引き起こします。
そして、鉄分の不足は認知障害に関連していることが2010年のイギリスイーストリアングリア大学のメタ分析により明らかになっています。
調査では、6歳以上の男女を対象にして貧血になりやすい子供はIQの低下があることが分かっています。
そして、鉄分の接種によってIQが「2.5ポイント」上がるということも明らかになりました。
そのため、子供にはサプリメントでも良いのでしっかりと補給することが必要になってきます。
子供のIQを下げないために必要な栄養素② ヨウ素
「ヨウ素」は私達にあまり馴染みのない成分だと思います。
しかし、ヨウ素の不足によって子供のIQが「6.9~10.2ポイント」も下がることが明らかになっています。
「10ポイント」というと、人生が大きく変わる水準です。
また、精神の発達にも関係してくるため、ヨウ素の不足は精神発達遅滞を招く危険性があることが、2013年のマギル大学の研究で明らかになっています。
5歳以下の子供には、海苔やわかめといった海藻類を食べさせることができるので、日々の食卓に海藻類を入れることが大切と言えるでしょう。
不足に気をつけないとIQが下がる栄養素があるなんて盲点でした。
早い段階で気付くことができて良かったですね!!
参考文献
・https://www.youtube.com/watch?v=pkopjjqwbMw&list=WL&index=2&t=40s
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