幸せな人生を送るために「最も必要なモノ」とは!?
幸せな人生を送るために必要なモノなんて分かっているんですか!?
幸福な人生を歩みたいと誰もが一度は考えているでしょう!?
人類の疑問に対する研究はもちろん行われていたんだよ!!
・幸せになるために最も必要なものが知りたい!!
・人よりも幸せに生きる方法を知りたい!!
・幸せになるための「友達の見つけ方」を知りたい!!
この記事は、そんな疑問を抱いたことのある人のために書いています。
こんにちは!!
教育系ブロガーのY&Aです。
元塾講師の知見を活かして本ブログでは、数ある勉強法や手法について記事を書き進めていきます。
今回は、勉強を離れ、「幸せな人生を送るために最も必要なモノ」についてまとめます。
ハーバード大学の幸福研究
世の中には多くの幸せの指標が存在します。
例えば、以下のモノは幸せの一つの指標と考える方が多いようです。
・年収は、800万以上が理想的
・学歴は、高いほうが良い
・睡眠時間は、6時間以上確保したほうが良い
しかし、幸せの指標を全て手に入れようとしたところで容易にたどり着くものではありません。
また、すべてを手に入れたとしても不幸だという人も大勢います。
では、最終的に人が幸せになるためにはいったい何が必要なのでしょうか。
ハーバード大学は、75年にわたる幸福研究で一つの回に辿りつきました。
本研究は、1938年に始まりました。
被験者は、742人の男性です。
異なったバックグラウンドを持つ人が対象になりました。
・ハーバード大学の卒業生
・ボストンの貧民街にいる少年たち
そして、研究では2年ごとに「人生で何が起こっているのか」の聞き取り調査が実施されています。
研究が始まった時、少年たちには面談や健康診断、両親との三者面談などが行われました。
長い調査の結果、少年たちは成長し様々な人生を歩みます。
大きな成功を手にする人もいれば、転落する方もいました。
人の数だけ物語があるということが伺えます。
そして、調査対象になった少年たちは以下のような職業についていたことも分かっています(一例)。
・工場労働者
・弁護士
・医者
・レンガ職人
・アメリカ大統領
成長の過程で家族面談を行ったり、医療記録を調べたり、血液検査、脳スキャンなどの様々な調査が行われました。
そして、75年の研究から一つの答えが導き出されました。
研究では、『良い人間関係こそが人を健康にし、幸福をもたらす』と結論付けられています。
また、研究の教訓として3つのことがまとめられています。
バックグラウンドに違いはあれど、幸せになるために必要なモノは同じだったんですね!!
良い着眼点だね。
「お金持ち=幸せ」ではないことが面白いよね。
お金は幸せになるための手段だからね。
研究の教訓① 社会的なつながりは重要である
研究の教訓では、「社会的なつながりは我々にとって重要で孤独は人を殺す」とまとめられています。
家族や友人など人とのつながりが多い人は、つながりが少ない人よりも幸福で長生きしたことが研究より明らかになったからです。
同時に、孤独は人にとって毒であることも判明しました。
特に、自分の意思に反して孤独である人は幸福を感じにくく健康面においても比較的早い中年期から問題を抱えるそうです。
また、脳機能も低下しやすく短命である可能性が高まりました。
そして、現代社会においては5人に一人が孤独を感じているそうです。
日本でも、孤独対策が政府を中心に行われています。
社会的孤立や高齢者の孤立のような、自分の意思に反して孤独になるというケースは珍しくないのです。
また、コロナ禍で問題がより顕在化し、鮮明になりました。
「社会的なつながりは我々にとって重要で孤独は人を殺す」ということは想像に容易いのではないかと思います。
逆に、孤独のデメリットはすごい大きいのですね。
しかも、多くの人が孤独を感じているからね。
孤独を感じないような仕組み作りが急務と言えるね。
研究の教訓② 友人は数ではなく、質が大切
研究の教訓では、「友人の数や関係の有無ではなく、関係の質が大切」とされています。
現代は、SNSなどで他人と繋がるすべが多くあります。
フォロワーの数や、SNSでつながっている人の数などがいくら多くても幸せになった訳ではないということを覚えておいてください。
しかし、たとえ結婚して強い関係性ができたとしても喧嘩ばかりだと人は健康を損ないます。
争いの多い結婚生活は、時として離婚よりも深刻な健康被害を伴います。
一方で、良い人間関係は人を健康にしてくれることが分かっています。
そして、人にとって最も重要なのは50代の頃の人間関係だと言われています。
50代のときの人間関係に満足している人は、80代のときにも健康でした。
また、良い関係を築けている男女のパートナーは高齢になった時の肉体的な痛みも感じづらかったということが分かっています。
筆者も若いころは友達の数ばかりに気を取られていた時期がありました。
しかし、成長してからは「友人は数ではなく、質が大切」ということを痛感しています。
自分が困ったときに、そばで支えてくれた人たちには感謝の念が付きません。
逆に、大して仲が深くなかった人の結婚式などに呼ばれても感動が薄かったのを覚えています。
いきなり良質な関係を相手と築くのは無理があります。
まずは、たくさんの人と交流しましょう。
そして、交流した人の中から関係を深めたいと感じた人と良い交友関係を築いていけば良いのではないでしょうか。
年齢の目安は50代なので、焦らず探していきましょう。
50代のときの交友関係ですか…。
ちょっと想像できませんね。
そうだよね…。
誠君は、まだ若いから色々な人に出会って色々な価値観を学ぶことの方が大切かな。
研究の教訓③ 良い関係は体の内側から私達を守ってくれる
研究の教訓では、「良い関係は人の体を守るだけではなく脳も守ってくれる」とされています。
例えば、親密な関係を持っている人は、80代になっても記憶力を保つことができるということが分かっています。
一方で、信頼する人がいない人は記憶力の低下が早期に起きます。
もちろん、人間関係が常に良好という訳にはいきません。
ケンカをしてしまうことも時にはあるでしょう。
ですが、たとえケンカをしても相手を信頼してさえすれば記憶力が落ちることはないそうです。
ケンカをしても、お互いに許し合えるそんな関係性を築いていきたいものです。
相手への信頼感があれば、ケンカをしても大丈夫なんですね。
まずは、お互いの信頼関係があってこそだよね。
「ケンカするほど仲が良い」なんてことわざもあるくらいだし…。
けど、「一事が万事」ともいうから言動には気をつけようね。
コメント