貴方の人生を変える新習慣 「アイビー・リー・メソッド」

貴方の人生を変える新習慣 「アイビー・リー・メソッド」

最近、作業に無駄な時間が多い気がしています。
また、計画倒れで終わることも多く困っています…。

それは誠君だけではないよ。

良くある悩みの一つじゃないかな。

そうなんですか!?

何か日々の生活を充実させるような妙案はありませんか!?

じゃ、今回は「アイビー・リー・メソッド」という画期的な計画術を伝授しよう!!

☆今日のポイント
・習慣で行っている行動は多く、人生の「45%」を習慣が占めていることが明らかになっている。
・勉強をゲーム化するためにも「アイビー・リー・メソッド」は有効である。
・「アイビー・リー・メソッド」は、伝統的かつ効果も大きい方法と言える。

人生における習慣の重要性

「人生において習慣が大切」という話を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

私達の一日を考えてみても習慣で行っている行動は実に多いです。

例えば、人に挨拶することも習慣ですし、朝昼夜の三度ご飯を食べることも習慣と言えます。

実は、デューク大学の研究によると、習慣が人生の「45%」を占めているということが分かっています。

「45%」という数値はとても大きな値です。

決して無視できるような値ではないでしょう。

つまり、私達の人生の大半は習慣によって支配されていると言っても過言ではないわけです。

あなたは何気なく物思いにふけっていて時間がなくなっていたという経験をしたことがありますか!?

たまにぼっーとするのも大切ですが、それが日常に頻繁に起きていたのでは時間の無駄になります。

加えていうなら、人生を浪費していることにも繋がります。

私達が人生を浪費せずに毎日を充実して過ごすためには何が必要なのでしょうか。

成功のカギは日々の「To Do リスト」にあると筆者は考えています。

☆ポイント
・一日の中で習慣で行っている行動はとても多い。
・研究によると、習慣が人生の「45%」を占めていることが明らかになっている。
・毎日を充実して過ごすために、日々の「To Do リスト」を作成することが大切。

人生における習慣の割合は、とても多いんですね。

知らなかったです。

習慣を見直す事こそ人生を好転させるためには不可欠と言えそうだね!!

 


人生が変わる習慣 「アイビー・リー・メソッド」とは!?

目的意識を持って過ごすことで生活は充実します。

そのためには、日々の生活に「To Do リスト」を作成するのがとても効果的です。

アメリカ最大の鉄鋼会社では、「アイビー・リー・メソッド」という方法が編み出され、今もなお実践されています。

伝統的かつ効果も大きいということは歴史も示しています。

名前を聞くと、難しそうですがやり方はとてもシンプルで以下の6つの手順から成り立っています。

1.夜、紙に明日やるべきことを6つメモする
2.6つの項目を重要だと思う順に番号を振る
3.翌日、メモの順番に沿って仕事を進める
4.全部できなかった場合は、悔やむことなく忘れる
5.その日のよりも、明日のための6項目を新しくメモする
6.1~6を毎日行う。

☆ポイント
・「アイビー・リー・メソッド」はアメリカの実企業においても使われている方法である。
・「アイビー・リー・メソッド」は、伝統的かつ効果も大きい方法と言える。
・やり方はとてもシンプルで誰でもすぐに実践できる。

効果が証明されていてかつ、シンプルな手法なら実践しない手はないですね。

計画倒れに陥りがちな人にはぜひ実践してほしい手法だね。


人生が変わる習慣 「アイビー・リー・メソッド」のメリット

「アイビー・リー・メソッド」のメリットは、決断の回数を減らせ、集中力を上げられることにあります。

コーネル大学の研究によると、人間は一日当たり「9000回」もの決断をすることが判明しています。

何気ない日常の中でも私達は実に多くの決断をしているのです。

さらに、フロリダ大学の研究では、全ての決断には意志力が伴うことが明らかになっています。

つまり、決断を繰り返すほど、精神的に疲れていき、重要なことに集中できなくなってしまうといえるでしょう。

あれこれ考えて気疲れしてしまい、結局何も達成できなかったという経験を筆者も多くしています。

皆さんも一度はあるのではないでしょうか。

気疲れを避けるために、時間を浪費しないために、「To Do リスト」を作成し目的意識を持って一日を過ごすことはとても重要です。

決断の回数を減らせ、集中力を上げることができる「アイビー・リー・メソッド」は大変お勧めの習慣と言えます。

また、勉強などに取り入れてタスクを消化することで、敬遠しがちな勉強もゲーム化して楽しめるはずです(「To Do リスト」を消化する楽しさや、こなした後にリストを消すことが開館になる)。

脳のエネルギーはタスクを選ぶことではなく、タスクを達成するためにこそ使われるべきと言えるのではないでしょうか。

☆ポイント
・「アイビー・リー・メソッド」は、決断の回数を減らせ、集中力を上げられる。
・「アイビー・リー・メソッド」を使えば勉強をゲーム化することもできる。
・脳のエネルギーはタスクを選ぶことではなく、タスクを達成するためにこそ使われるべきである。

私達は、一日に9000回も決断しているんですね。

計画を立てる事の重要性が身に染みて分かります。

「時間」も「労力」も有限だからね。

力の矛先は間違えたくないよね。


 

「アイビー・リー・メソッド」 筆者の実体験から一工夫を加えるなら…

「アイビー・リー・メソッド」は実に有用な方法です。

筆者もこの方法を愛用して数年が経過しています。

しかし、筆者は「アイビー・リー・メソッド」を実践する中で一回だけ失敗してしまった事があります。

それ以来、一点だけ改良を加え「アイビー・リー・メソッド」を実践してきました。

当時、筆者がした失敗は優先順位の一番に「銀行でお金をおろす」と言う項目を設定してしまったことにあります。

世間の周知の事実として銀行は午前10時に開きます。

筆者が予定を消化し始めようとしたのが午前8時だったので危うく2時間を浪費してしまう所でした。

実際には、立てていた「To Do リスト」の順番を入れ変えて作業に当たったので無駄な時間は生じませんでしたが、「アイビー・リー・メソッド」では、順番にも重きを置くという点があるがゆえに当時私は悔しさを隠せませんでした。

この経験を踏まえ、私は「アイビー・リー・メソッド」に6つの項目を書き出した後に作業を行えるようになる時間を考えるという項目を設定しました(番号でいうならば2と3の間に入ります)。

この記事を読んで、「To Do リスト」の大切さを知り新たな習慣として取り入れる人もいることでしょう。

それだけでも、日々の無駄を省き自分を変えるきっかけとなるのは請け合いです。

しかし、筆者は集中力を高めるという点からもいっそう忠実に「アイビー・リー・メソッド」を実践することをお勧めします。

その高い効率性と計画術の効能は歴史も示すところだからです。

ぜひ、貴方の新しい習慣として「アイビー・リー・メソッド」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

☆ポイント
・「アイビー・リー・メソッド」では、作業をこなす順番にも重きを置いている側面がある。
・6つの項目を書き出した後、作業を行えるようになる時間を考えると「To Do リスト」をこなすときのストレスが減る。
・新しい習慣として「アイビー・リー・メソッド」を取り入れる有用性は高い。

作業をこなす順番が明確になるという点も「アイビー・リー・メソッド」のメリットだから筆者の失敗経験から導き出された「作業の時間を考える」というのは的を得ているかもしれませんね。

それを除いても素晴らしい方法だけど、もし何かを加えるとしたらその点になるだろうね。


 

参考URL 参考文献

https://www.youtube.com/watch?v=tnyKqnXQirk&list=PLR-Osv_5fxEF4RgNy_3-ol1pYJtUG4gLD&index=12&t=46s
https://www.youtube.com/watch?v=kLb550DR-PI&t=20s
http://journal.sjdm.org/jdm7830.pdf
・シーナ・アイエンガー(2010),『選択の科学』, 文藝春秋.
・ Lui, K. F. H., & Wong, A. C. N. Does media multitasking always hurt? A positive correlation between multitasking and multisensory integration. Psychonomic Bulletin & Review. 2012. DOI: 10.3758/s13423-012-0245-7.
・ NPR. Multitasking may not mean higher productivity. Aug. 28 2009.
・ Ophir, E., Nass, C., & Wagner, A. D. (2009). Cognitive control in media multitaskers. Proceedings of the National Academy of Sciences for the United States of America. 2009. doi: 10.1073/pnas.0903620106.
・ Rogers, R. & Monsell, S. (1995). The costs of a predictable switch between simple cognitive tasks. Journal of Experimental Psychology: General. 1995;124:207-231.
・ Rubinstein, Joshua S.; Meyer, David E.; Evans, Jeffrey E. (2001). Executive Control of Cognitive Processes in Task Switching. Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance. 2001;27(4):763-797.

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